放送開始24年目に突入したタレントの小堺一機が司会を務める『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜13:00~13:30)が4月からリニューアルし、月曜日は生放送になり、曜日名物オープニング企画も一新することが11日、明らかになった。
司会の小堺は「新番組をやっているような気持ちですね」と今の気持ちを表し、「月曜日一発目が生放送だと気持ちが違うんですよね。僕も含めてスタッフのみんなも、ふんどしを締め直した感じ」とコメント。久しぶりの生放送は「本当に気合が入ります!!」と言い、「つい生放送ってムチャぶりしたくなっちゃんですよね。それがいい風に出るんです。『えーい、やっちゃえ』って。スタッフも皆やんちゃになっちゃって、思った以上に月曜日はいい勢いですね」と、楽しんでいるようだ。
また、「セットも新しく変わりましたし、曜日ごとの頭のコーナーもすべて変わりました」と報告。「月曜日はド素人の花田君で始まり、金曜日はプロの黒川先生でさっと締める」というレギュラー陣の構成については、「月曜日と金曜日が両極端なのは、大将(萩本欽一)の理論とぴったりです。『テレビは腕がある人かど素人かどちらかだ。そうでないとテレビはダメだ』っていう教えだったので(笑)」と話している。
今後も継続する名物のサイコロトークについては「まさにこの番組の土台」だと言い、「それができているので、色んなことにチャレンジできるんですよ。これだけ認知されていることは本当にありがたいですよね」とコメント。そして、「実はサイコロトークの始めは、夏休みの特番の一日の企画だったんですよ。それがこれまでになるとは思わなかったですね!」と振り返った。
3月末で放送終了となった『笑っていいとも!』にも触れ、「僕が最初に『ごきげんよう』の前身の『いただきます』を始めたとき『いいとも!』が2、3年目に入る時で500回記念くらいだったですよね。その後、アルタで7年間一緒にやっていたので、どこかで意識していた番組でした」との思いを明かし、「本当にさみしいですが、いい意味での『いいとも!』の意思を受け継いで、頑張っていけたらなと思っています」と意気込みを語った。そして「『いいとも!』が32年でしたので、今年で僕の司会としては30年になりますので、それを越えてその先も長く続けられるように頑張りたいです」と目標を掲げた。
なお、新たな曜日のコーナー企画は、月曜日はレポーター初挑戦の花田よりみちがレギュラーを務め、お台場に咲く季節の花を中継する「お台場花だより」を放送。火曜日は、みかん、やしろ優、村瀬雄一、サワー沢口、ミラクルひかるからなるモノマネ劇団「GOKIGEN5」が、ゲストが見かけた有名人の意外なところをモノマネで再現する「有名人! 意外なトコロライブSHOW」を行う。
水曜日はお笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹による「思い出ソングショー」で、ゲストの昔の写真とともに、当時のエピソードを2人が替え歌で紹介。木曜日は、エニアグラム研究所日本代表のティム・マクリーン氏がゲストの性格診断を行う「あなたの知らない本当の自分~エニアグラムで性格診断~」、そして金曜日は、"○○の法則"とテーマを決め、その法則をゲストに考えてもらい、感性アナリストの黒川伊保子氏がアドバイスする「賢女の法則」となっている。