本田技研工業は11日、125ccの原付二種スクーター「PCX」と、150ccの軽二輪スクーター「PCX150」をフルモデルチェンジすると発表した。発売日と価格は、PCXが4月24日で32万9,400円、PCX150は5月16日で36万720円。

「PCX」

「PCX150」

今回のフルモデルチェンジでは、PCXとPCX150ともに、ヘッドライト・テールランプ・ウインカーランプ・ライセンスランプの全灯火器にLEDを採用したほか、新設計のフロント・リアカウルを採用するなどして、よりスタイリッシュで高級感のある外観に変更したとのこと。

エンジンは、耐久性・静粛性・燃費性能に優れるというスクーター用グローバルエンジン「eSP(イーエスピー)」の一部を改良し、低・中速域の力強いトルク特性とすることで、両車種ともに燃費性能の向上を実現。停車時の燃料消費・騒音・排出ガスを抑止するアイドリングストップシステムも継続して搭載している。

また両車種ともに、転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤをリヤに新採用して燃費性能向上に寄与。シートはバックレスト一体型とし、ライディングポジションの自由度を高める形状としながら、良好な足着き性を確保したとのこと。燃料タンク容量は、従来モデルの5.9Lから8.0Lに増し、使い勝手の向上が図られている。