ANAはA320neoファミリーを30機選定

エアバスはANAホールディングスがANAの機材刷新計画の一環で、A320neoファミリーを30機(A320neoが7機、A321neoが23機)選定したことを発表した。

初号機の初飛行は2014年第4四半期

今回の選定より、ANAが日本の航空会社として初めてエアバスの最新単通路型機であるA320neoファミリーの運航会社となる。A320neoファミリーはA320ファミリーに新型エンジンと大型のウイングチップであるシャークレットを取り付けるオプションで、燃費を最大15%削減することができる。

初号機の初飛行は2014年第4四半期、商業運航開始は2015年第4四半期を予定している。2010年にローンチしてから約50社から2,600機以上の受注を獲得し、約60%の市場シェアを持っている。

今回の導入決定により、2020年までにはエアバスの全機種(A320ceo、A320neo、A330、A350、A380)が日本の航空会社によって運航されることになる。A320ファミリーはこれまでに1万200機以上の受注を獲得し、6,000機以上を引き渡している。