バーガーキング・ジャパンは4月1日、「BIG KING4.0」(390円)、「BIG KING5.0」(690円)を全国の「バーガーキング」店舗(一部を除く)にて期間限定で発売した。「BIG KING5.0」は直径約13cmのバーガー。いったいどのようなものなのか、新商品発表会で早速食べてみた。

片手で持ちきれないビッグサイズ

同商品の特徴はなんと言ってもその"大きさ"。アメリカ・ヨーロッパで先行発売されている「BIG KING」のサイズは今回発売の「BIG KING4.0」と同じで4インチ(約9cm)。日本限定発売の「BIG KING5.0」は、5インチ(約13cm)で、ビーフパティも1枚約113gの"ビックサイズ"となっている。

発表会では代表取締役社長の村尾泰幸氏が「BIG KING5.0」を手に持ってのフォトセッションが行われた。しかし、このバーガーがあまりに大きすぎるがために、1つの問題が生じた。それは……「開いてしまう」のだ。直径約13センチの大型バーガーであるがゆえに、片手で持ちきれる大きさではなかったのだ。

バーガーキング・ジャパン代表取締役社長の村尾泰幸氏

「あっバーガーが開いてしまう…」

早速試食! 口の中が直火焼きの肉で満たされていく……

いよいよ試食。「BIG KING4.0」と「BIG KING5.0」を横に並べるとなかなかの迫力だ。

左が「BIG KING5.0」、右は「BIG KING4.0」

バンズを3層重ね、間に直火焼きのビーフパティ2枚、レタス、スライスオニオン、ピクルス、チェダーチーズをサンドしている。

まず一口食べると、すぐに口の中が肉で満たされる。しっかりした厚みのビーフパティはほどよいあら挽き感が残ったひき肉でできており、香ばしい肉の味わいを楽しむことができる。

ピクルスとスパイスを使った「BK KINGソース」

味付けは日本人の好みに合わせて開発されたサウザンアイランドドレッシングをベースにした「BK KINGソース」。砕いたピクルスやスパイスのおかげてボリュームたっぷりの肉を飽きることなく味わえる。

そえ物になりがちな野菜も、シャキシャキしたレタスとスライスオニオン、厚切りのピクルスの味がきちんと感じられ、BK KINGソースと絡まってサラダのような食感もある。

また、特に注目したいのが下段にはさまれているチェダーチーズだ。"13cm"からはみ出すくらいの大きさがあり、BK KINGソースとはまた違ったコクとまろやかさが肉やバンズととても合う。

肉で満たされる幸福

おなかを空かせて行ったが、半分を食べきる頃には通常のバーガーひとつ分くらいの満腹感を得ていた。各具材がしっかり詰まって、なおかつほどよいバランスで最後までおいしく楽しめた。はらぺこで肉好きな方は、ぜひトライしてみてはいかがだろうか。