整体師の大山奏です。太ってきたなと感じるとき、脂肪が気になるのがおなか周りではないでしょうか。普通の腹筋でポッコリおなかをへこませようとしても、なかなか難しいですよね。そこで今回は、わき腹の腹斜筋を鍛える体幹トレーニングをご紹介します。

両手をまっすぐ前に出した姿勢からスタート

NG例、手だけをひねっている

まずはV字腹筋をして、両手を前に出した姿勢からスタートします。上半身を左右にひねることで、腹斜筋を鍛えていきます。

手だけひねってしまうのはNG

V字腹筋の姿勢を作ったら、両手を前に伸ばし、背すじが曲がらないようにします。目線は自分の足を見るといいでしょう。息を吸って吐きながら、上半身を大きく右に旋回します。ひねりきったところで一旦止めて息を吸います。それから息を吐きつつ、上半身を正面に戻していきながら左側に旋回。最後までしっかりひねりきりましょう。ポイントは上半身全体をひねって、おなか周りの脂肪が絞られていることを意識することです。

Step1:V字腹筋の姿勢で両手を前に出す
Step2:息を吸って吐きながら上半身を大きく右に旋回する
Step3:ひねりきったところで一旦止めて息を吸う
Step4:息を吐きながら上半身を左側に旋回する

OK例、上半身全体を使って左右にひねっている

手をまっすぐ前に上げていると、手だけをひねりそうになりますが、それではおなか周りの脂肪が燃焼されないので気をつけてください。両肘を曲げずないことで、背中の大きな筋肉を動かすことができるので、手が下がってこないように注意することも重要です。両手と一緒に顔も動かすイメージで行うと、手だけをひねってしまうことが少ないですよ。

左右10回ずつから始めてみよう

まずは左右10回ずつからスタートしてみてください。途中でV字の角度が変わらないように頑張りましょう。運動強度を上げたい場合は脚と背中の位置を近づけてV字を鋭角にします。膝に触るくらいで行うとかなり強度を高められます。

トレーニング中の呼吸は重要です。呼吸をすることで、全身に血液をめぐらせることができ、脂肪の燃焼に効果があります。筋トレの最中に呼吸が止まってしまっていないか、チェックしながら行いましょう!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」