鉄道博物館(さいたま市大宮区)は5月12日までの期間限定で、ED75形式交流電気機関車の運転台を初公開している。

ED75形式交流電気機関車外観

運転室

ED75形式は国鉄の交流電気機関車で最も多く作られた機関車で、現在もさまざまなタイプが現役で使用されている。鉄道博物館が展示している車両は、かつて東北本線黒磯~小牛田間や、奥羽本線山形・秋田~青森間などで寝台特急「あけぼの」を牽引していた「ED75形式700番代」。日本海側を走るための耐寒・耐雪・耐塩害の装備が施されている。

公開時間は平日が14時から15時まで、土休日は12時30分から13時30分まで。春休み期間(3月27日~4月7日)とゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日)は、すべて土休日の時間で公開する。各回先着約20組の定員制で、車内への入場は3分間の入替制となる。車内公開は無料で、入館料のみで参加できる。