AKB48の岩佐美咲の演歌ソロ第3弾シングル「鞆の浦慕情」(1月8日発売)がオリコン週間総合シングルランキング(1月20日付)で1位を獲得したことを受け、岩佐が17日に同曲の舞台となった広島・福山市の鞆の浦を訪れ、御礼イベントを行った。

「鞆の浦慕情」の舞台"鞆の浦"を訪れたAKB48の岩佐美咲

最初に訪れた鞆の浦の保育園「鞆こども園」では、園児たちによる太鼓の演武での大歓迎を受ける中、ヒットへのお礼と1位を報告。その新曲を披露すると、園児から感謝状と金メダルが授与された。「僕たちが住んでいる鞆の浦の歌を歌ってくれてありがとう」「私たちが大人になっても、おじいちゃん、おばあちゃんになってもこの歌を歌います」と園児から激励された岩佐は、「みんなの手づくりの心のこもった金メダルや感謝状をいただいて、とてもうれしかったです。大事にします」と感謝を伝えた。

続いて、同園近くの"鞆の祗園さん"とも呼ばれる「沼名前(ぬなくま)神社」で御礼参り。1月10日にもヒット祈願に訪れた神社で、ヒットしたことへの御礼を込めて手を合わせた。その後、福山駅近くの「久松通り商店街」に移動。地元の人たちと同商店街を練り歩きながら「恋するフォーチュンクッキー〈演歌バージョン~福山編〉」のミュージックビデオを撮影した。

そして、商店街特設ステージで1位御礼の歌唱イベントを開催。約500人の地元ファンの前で「この『鞆の浦慕情』がオリコン週間総合シングルランキングで1位をいただきました。福山の皆さんの応援のお陰だと思い、今日はそのお礼をさせていただきたくてここに来させていただきました」とあいさつし、「鞆の浦慕情」をはじめ、同カップリング曲「恋するフォーチュンクッキー〈演歌バージョン〉」、昨秋発売の初のカバーアルバム収録の「赤いスイートピー」、新曲の全4曲を熱唱した。

岩佐は「今日は、鞆こども園の子どもたちが、まだ意味がよくわからない曲を一生懸命練習して歌ってくれたのが何よりもうれしかったです。子どもたちのまっすぐな目とまっすぐな気持ちがすてきで、もっと頑張らなければと思いました」と子どもたちからパワーをもらったよう。そして「今回、初めてその土地の歌を歌わせていただきましたが、『鞆の浦』が第2の故郷になったみたいです。この曲をもっとたくさんの方に聴いていただき、聴いた方が鞆の浦に行ってみたいと思っていただけるよう頑張って歌っていきたい」と、"鞆の浦愛"を語った。

なお、岩佐は「福山・鞆の浦応援特別大使」も務めており、鞆の浦では、鞆鉄道による岩佐美咲ラッピングバス「鞆の浦わさみんバス」(福山駅~鞆の浦)が年末まで運行中。4月11日には、広島・MAZDA Zoom-Zoomスタジアムでの広島東洋カープ公式戦(VS 中日ドラゴンズ)において、国歌斉唱&始球式を務めることも決定している。