フリーアナウンサーの高橋真麻が、14日に放送された日本テレビ系のバラエティ番組『未来シアター』(毎週金曜23:30~23:58)に出演し、インターネット上での誹謗中傷との向き合い方を語った。

ネットの誹謗中傷も前向きに捉えていることを明かした高橋真麻

高橋は、昨年3月いっぱいでフジテレビを退社。以後、番組の司会進行はもちろんのこと、バラエティ番組の出演機会も増えている。この日も、狩人の「あずさ2号」を歌いながら登場すると、今年1月にかねてから交際していたIT会社役員と破局したことをネタに、「私自身、あずさ2号に乗れてない」と発言。羽鳥慎一らレギュラー陣の笑いを誘った。

同番組は、さまざまな分野で批判や失敗を恐れず、世の中を変えようとしている"革新者"を取り上げ、毎週1組のゲストを交え、人生の経験談を絡めたトークを展開する。高橋は、フリーとしての道を選んだ理由として、「もっと、いろんなことをやってみたいなという思いがあった」と明かし、「今まではカメラの先の視聴者の方が、どういうふうに思っているのかわからなかった」と発見もあった様子。

きっかけは、ネットなどで自身の評価を確認する"エゴサーチ"。高橋は「ネットとかで自分の名前を検索すると、だいたい悪いことしか書かれてないんです」とするが、「"ブサイク"とか"かわいくない"とか書かれてても、合間に"面白いね"とか"私、真麻好き"みたいなコメントがあると、すごくうれしくて。私はこの方たちのためにがんばろうと思えるんですよね」と笑顔を見せた。

あっけらかんと語る高橋だが、「最初は傷つきました」と吐露しつつ、「私は顔で売っていないんだから、ニュース原稿はきちんと読み、バラエティでは体を張って頑張ろうと。割り切れたから、そういう意味では叩いてくださった方たちのおかげです」と今では前向きに捉えている。「さっきも高い声で歌って出てきて、1本目のトークはキャッキャッキャッってしゃべっちゃったから、これはそろそろネットが"真麻うるさい"とか"真麻うざい"とかってなってるんじゃないかと思って、今のしゃべるトーンをちょっと低めにしています」と言う高橋に対し、羽鳥は「考えすぎだし、それ言わなくていい(笑)」とすかさず突っ込んでいた。