三井不動産は3月13日に、「日本橋室町東地区開発計画」第3弾として、1100年前から日本橋室町にあったとされる「福徳神社」の再建を開始した。
福徳神社(別号:芽吹神社)は、徳川の歴代将軍も信仰したといわれ、主祭神は「宇迦之御魂神」(うかのみたましん)で五穀豊穣の神様だという。再建する拝殿のデザインについては、現在の本殿のデザインを踏襲。さらに、地下2階には水や食料等の防災用備蓄倉庫(約360平方メートル)を備え、地下1 階には公共の駐輪場・ミニバイク置場を整備する予定とのこと。
「日本橋室町東地区開発計画」は官民地元で推進している「日本橋再生計画」の一環であり、これまで「日本橋一丁目ビルディング(COREDO日本橋)」、 「日本橋三井タワー」と中央通り沿いに進められてきたという。福徳神社の完成は2014年10月の予定。