兵庫県姫路市の兵庫県立歴史博物館、東京都墨田区の東京都江戸東京博物館、福岡県福岡市博物館は、21日~9月21日までの期間中、「2014年NHK大河ドラマ特別展 軍師官兵衛」を順次開催する。
稀代の天才軍師、黒田官兵衛の生涯をたどる
同展は、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」ゆかりの品や、同時代の歴史資料を数多く展示し、官兵衛の人間像と官兵衛が生きた時代を浮き彫りにする特別展。ドラマでは、戦国時代末期、信長、秀吉、家康の三英傑に重用されながらも、その有り余る才能ゆえに恐れられ、福岡藩52万石の礎を築いた天才軍師の生涯が描かれる。
21日~5月6日に開催される兵庫県立歴史博物館の展示では、「プロローグ」「播磨(姫路)時代の官兵衛と信長/生誕から姫路城主、主君小寺家家老へ、信長謁見まで」「信長との出会い/織田・豊臣の家臣として秀吉との兄弟の契り(姫路城提供・播磨攻略・中国攻め)、有岡城での幽閉生活」「秀吉の天下取り/本能寺の変、中国大返し、山崎の戦いでの勝利、賤ヶ岳の戦い、秀吉天下統一の総仕上げ・小田原攻めでの功績、小田原城無血開城」「朝鮮出兵、関ヶ原を経て、筑前福岡藩へ/朝鮮出兵、秀吉の怒りを買い出家、秀吉の死、関ケ原・天下分け目の戦い、九州平定」「官兵衛の様々な側面/和歌・茶の湯のたしなみ、クリスチャンとしての側面」「エピローグ」の各カテゴリを設定。多彩な歴史資料が展示される。
場所は兵庫県姫路市本町68番地 兵庫県立歴史博物館。会期は21日~5月6日。開館時間は10時~17時(入場は閉館の30分前まで)。月曜休(4月28日、5月5日は開館)。観覧料(常設展の観覧料を含む)は大人1,200円、大学生900円、高校生600円、小・中学生無料。
詳細は「兵庫県立歴史博物館の展覧会情報」で確認できる。
東京と福岡でも順次開催
なお、兵庫県での開催後、5月27日~7月13日には東京都墨田区横網1-4-1 東京都江戸東京博物館で、7月26日~9月21日には福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1 福岡市博物館にて、それぞれ同展が順次開催される。開催情報・展示内容等の詳細については、「東京都江戸東京博物館」、「福岡市博物館」の各公式ページで確認できる。