イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニはジュネーブモーターショー(3月6日から一般公開)にて、リニューアルした「アド・ペルソナム」を発表する。自分だけのランボルギーニをオーダーできるこのプログラムは、現在、「アヴェンタドール」だけに対応しているが、「ウラカン」でも利用できるようになるという。

ランボルギーニがカスタマイズプログラム「アド・ペルソナム」を発表

今回のリニューアルでは新オプションが追加され、ランボルギーニの新車を注文する際、微細なディテールまでカスタマイズできるようになった。内装の配色オプションにレザーおよびアルカンターラのカラー、フロアマットとシートベルトのカラーラインアップなどが加わり、いっそう充実したものとなっている。新デュアル・カラーの外装色とリアライトも選べるようになった。

「アド・ペルソナム」は、やわらかい手触りと自然な風合いが魅力の最高級品質のセミアニリンレザーから、フォージド・コンポジットをはじめとする画期的なハイテク素材まで、充実した新素材のラインアップを誇る。フォージド・コンポジットは、「アヴェンタドール」のハードトップ、インテリアおよびエクステリアのディテールに使用されるカーボンファイバー素材で、ランボルギーニが特許を取得している。

同プログラムを利用するユーザーは、イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ工場で直接、車のカスタマイズ設定を行うことができる。その際、完成した車がランボルギーニのブランドおよび伝統に沿ったものとなるよう、専属のスペシャリストがサポートを行うという。

ジュネーブモーターショーでは、来場者を対象とした「アド・ペルソナム・スタジオ」も設置され、スタッフのサポートを受けながら、オーダーメイドの「アヴェンタドール」の製作を体験できるデモンストレーションも行う。