映画『白ゆき姫殺人事件』のプレミア試写舞台あいさつが26日、都内で行なわれ、キャストの井上真央、綾野剛、蓮佛美沙子、菜々緒、貫地谷しほり、金子ノブアキと中村義洋監督が出席した。

左から、金子ノブアキ、貫地谷しほり、蓮佛美沙子、井上真央、綾野剛、菜々緒

湊かなえの同名小説(集英社刊)を実写化した同作は、"ネット炎上"をテーマに描いたサスペンス作品。美人OLの典子(菜々緒)が惨殺される殺人事件が起き、同期入社で地味なOLの美姫(井上)に疑惑の目が集まる。ワイドショーを制作するディレクター・赤星(綾野)の取材によって、美姫の同僚や友人らから様々な噂が語られ、テレビ報道は過熱しネットは炎上するが――というストーリーで、映画は3月29日から全国公開。

原作を読んでオファーを受けたという主演の井上は、「みんながキレイって言う役はプレッシャーだなぁと思ってたけど、美姫が出て来たときにこれだなと思った」と役柄を勘違いしていたエピソードで笑いを誘いつつ、「みなさんを翻弄できればと思っています」とアピール。一方、"薄っぺらい男"と紹介された綾野は、「映るものがあったら髪の毛を触ったり、本当に薄っぺらいんですよ!ワイドショーのディレクターですからね」と発言して、MCに批判ですか?と突っ込まれ、しどろもどろになっていた。

また、超ミニスカートで美脚を披露した菜々緒に対し、共演者のゴシップを聞かれた井上が、「深夜ロケでドロドロになりながら、ひざに焼きソバを乗せて五平餅を食べてた。その体のどこに入ってるの?」と不思議そうに話すと、中村監督も「(菜々緒の)マネージャーさんが、王将で餃子を8人前くらい買ってるのを見た!」と暴露。「欲張りで色んなものを食べちゃうんです」と苦笑いする菜々緒は、井上とバラエティ番組の収録があったことを明かし、「収録が長くてVTRの時に寝てた疑惑が……」とやり返していた。