JR西日本は3月1日から、「北陸新幹線金沢開業1年前イベント」を金沢駅や富山駅などで実施する。北陸新幹線の新型車両W7系に導入される最高級シート「グランクラス」の展示や、AR技術による車内設備体験などがおもな内容。

金沢駅に設置されるAR体験ブースのイメージ

富山駅ではイベント初日の3月1日から、北陸新幹線W7系の実際の車両で使用される「グランクラス」シートを展示。3月1~5日と20~23日は駅コンコースに、3月6~18日は「マリエとやま」にそれぞれ設置される。W7系の車体を描いた全長70m、高さ1.8mの大型パネルも登場。同駅通路に3月1日から夏頃まで展示されるという。同シートはその他、黒部市国際文化センター(3月2日)、糸魚川駅(3月16日)、高岡駅(3月29・30日)でも展示される。

金沢駅では3月22~30日、AR技術を活用した「北陸新幹線W7系ブース」を設置。手持ちのスマートフォンで専用のQRコードを読み取ることで、北陸新幹線の車内設備がスマートフォンの画面に表示されるという。

22日10時から開催するオープニングセレモニーでは、山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」も登場。「もてなしドーム」地下で22・23日に開催される金沢市主催のイベントにも協力し、W7系の模型展示を行うとしている。