カブドットコム証券はこのたび、25日に東京証券取引所上場予定の「MAXIS Jリート上場投信」を上場初日から「フリーETF」の対象銘柄とすると発表した。

これにより「フリーETF」対象銘柄は、6日上場の「MAXIS JPX 日経インデックス400 上場投信」など既存12銘柄に加え、計13銘柄になるという。

ETFは、2014年より開始されたNISA(少額投資非課税制度)の投資対象商品であり、同社は個人投資家の重要な資産形成商品としてETFの商品・サービス拡充を図るとともに、今後も様々なアセットクラスの「フリーETF」を拡大していく予定としている。

「フリーETF」とは、2010年6月18日のサービス開始以来、多くの投資家に利用されているという、特定のETF(上場投信)の売買手数料(現物/信用)を無料とするサービス。

約7兆円の市場規模に成長した東証REIT市場

2001年に開始した東証REIT市場は、現在44銘柄が上場していて、オフィスから住宅、商業施設・ホテル、物流施設など多彩な銘柄構成になっているという。日本銀行による金融緩和策、アベノミクス、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催と注目される金融商品になっているとしている。