NHK総合の音楽番組『第20回 家族で選ぶにっぽんの歌』の公開リハーサルが11日、東京・渋谷区のNHKホールで行われ、司会の伊東四朗、榊原郁恵、篠田麻里子と元歌手の二葉百合子が取材会に出席した。

左から、篠田麻里子、二葉百合子、伊東四朗、榊原郁恵

同番組は、全国の家族から寄せられたアンケートをもとに、世代を超えた“にっぽんの名曲”を送る音楽番組。20回目となる今年は、3年前に芸能界を引退した二葉が一夜限りの復活を果たすほか、北島三郎、石川さゆり、氷川きよし、きゃりーぱみゅぱみゅ、クリス・ハート、Hey!Say!JUMPら13組が出演する。番組は、NHK総合で3月29日(19:30~)に放送。

リハサールを終え、報道陣の取材に応じた祖父役の伊東は、第1回からの連続出演に「(始めた頃は)私はやっていないだろうと思ってたけど、まだやってます」と笑いを誘い、母親役の榊原は「楽しくてはしゃぎたくて仕方ない。本番はもっとお母さんらしくやりたい」と自省しつつ意気込みを。また、卒業したアイドルグループ・AKB48で昨年出演した娘役の篠田は、同番組の初司会に「こんな豪華なおじいちゃんとお母さんがいたら幸せ」と笑顔を見せた。

一方、リハーサルで「岸壁の母」を力強く歌唱した二葉は、オファーがあった前日に「もう1度歌を聞きたい」とファンに声を掛けられたことが出演を決めたきっかけだったそうで、「みなさまの前で歌えることに、感謝の気持ちでいっぱい」と語り、「風邪をひかないように神経を使った。声が起きてこないから、ものすごく声を出しました」と3年ぶりの舞台に準備万端で挑んだ様子。そんな二葉との共演に、篠田は「生で歌を聞くことも、一緒に取材を受けることもないと思うので、本当に光栄です」と大感激していた。