歌舞伎役者の片岡愛之助、お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子、俳優の大森南朋が、21日から全国放送されるサントリー食品インターナショナルの缶コーヒー『ボス グリーン』の新CM「毎日の習慣」編に出演していることが20日、明らかになった。

『ボス グリーン』の新CMに出演する片岡愛之助と大久保佳代子

「ボス」ブランドから発売される同商品は、脂肪の吸収を抑える特定保健用食品の微糖タイプの缶コーヒー。新CMでは、「ボス 贅沢微糖」CMキャラクターの大森に加え、白衣集団を引き連れた院長役の片岡、一言も発しない片岡にピタリと寄り添う婦長役の大久保が登場。毎日の習慣として、片岡が食事の際に「ボス グリーン」を飲むという内容だが、患者役の大森は、アゴに手を添えて謎のスキンシップをする片岡に無防備な表情を見せている。

CM撮影では、夕食のすき焼きを食べているシーンで、鍋から上がる湯気でNGになったにも関わらず、片岡は「これはうまい! 何回でもやりますよ!」と笑顔でリテイクに応じ、現場を和ませていたそう。また、初共演ながら歌舞伎などの話で盛り上がっていたという同学年の片岡と大久保は、白衣集団が見守る中、片岡が大久保の膝枕で耳かきをされるシーンにも挑戦。見事に色っぽい演技を見せた大久保は、監督からアンコールがかかるほど絶賛されていたそうだ。

撮影後、大久保は「やっぱり並大抵の流し目じゃないなと思いました」と片岡との共演を振り返り、「目が合うとドキッとしましたね。テンポよくやっていかないといけないけど、感情が揺れちゃいました」と撮影を楽しんだ様子。耳かきのシーンについて、「片岡さんの頭が重くないなと。心の中では『もっと来いよ、身を任せなさいよ』と思ってたけど、気を遣ってなかったですか?」と聞く大久保に、「きっと中身が入ってないからですよ」と返した片岡は、大久保の印象を「まぁ引き出しの多いこと、多いこと(笑)。すごく素敵な方でした」と語っている。