サイバーエージェントが運営するスマートフォン向けコミュニティサービス「ペコリ」はこのほど、20~40代の主婦を対象に「おせち料理」に関する意識・実態調査を実施し、その結果を発表した。調査は12月19日に行われ、307名から有効回答を得た。

まず2014年のお正月はおせち料理を食べる予定はあるか尋ねたところ、81%が「ある」と回答。食べる予定のおせち料理は手作り又は市販品のどちらか聞くと、最も多い回答は「一部だけ手作り(一部は市販品)」(66%)だった。「すべて市販品」は22%、「すべて手作り」は12%となっている。

お正月に食べるおせち料理は、手作りですか? 市販品ですか?

「家族が好きなものは手作りし、お正月気分を味わうためだけのものは少量を購入」(38歳・東京都)、「紅白なますと筑前煮は作り、それ以外はお気に入りのおせちを食べる」(34歳・東京都)、「イタリアンレストランのおせちを購入して、ごまめや栗きんとんなど、和の定番品を追加で手料理する」(36歳・大阪府)といった回答からわかるように、手づくり品と市販品を組み合わせているケースが多いようだ。

おすしケーキなどのオリジナルおせちや、大皿に盛るなど自由なおせちも!

手作りをする予定がある人に、身近な人とおせち作りを協力する予定があるかを尋ねたところ、68%が「ある」と回答。具体的には、「周囲の人におすそわけしてもらう」(46%)、「周囲の人と一緒に作る」(32%)、「周囲の人におすそわけする予定がある」(22%)となっている。また、「自分ならではのおせちメニュー」について聞くと、「肉などを使って洋風にアレンジ」(42歳・東京都)、「料理自体は定番ものだが、重箱には詰めず大皿に盛る」(42歳・神奈川県)といった回答が集まり、創意工夫をしておせち作りを楽しんでいる様子がうかがえる。

「ペコリ」編集部は、「おせち料理づくりは一大イベントで、ママ友や母娘で一緒に協力し合うなどコミュニケーションのきっかけにもなりやすいようです」と分析。おせちのトレンドとしては、「おすしケーキやデコかまぼこなど、定番ものに彩りを添える変わりダネメニューが注目を集めそうです。さらには、ワンプレートおせちなど、重箱を使わない盛りつけ方のものも増えると予想されます」としている。