みなさん、年末年始の予定は決まっていますか?
旅行や帰省でどこかに出かけるのも良いですが、正月なんてどうせ寒いんです。自宅で家族や友人とぬくぬくコタツでも入りながら、見逃していた話題の映画やもう一度観たい名画を鑑賞する、すなわち「寝正月」ならぬ「映画正月」なんてのも、なかなかオツな過ごし方だと思うんですよね。
とはいえ、いきなり「正月に映画観る」と言ったって、星の数ほどある映画。どれを観るべきか……迷いどころです。
そこで今回、マイナビニュースは、映画専門チャンネルを含む3つのチャンネルを展開するWOWOWに注目。 WOWOWが選りすぐりの映画を計300時間一挙大放出する番組「年末年始特集2013-14“映画のある年末年始”300時間スペシャル」で放送される映画の中から、悩める「映画正月」難民の皆さんに向けて「年末年始にコタツに入りながら観るならコレ!」な映画を紹介しちゃいましょう。
まずはマイナビニュース編集部に10月に入社し、ビジネスIT分野の記事執筆を担当する編集Iさんと、その上司である編集Hさんが話す「お正月にゆっくり観たいオススメ映画」話を聞いてみましょう。
悪の教典「伊藤英明、すごく良いカラダしてるんですよ。裸のシーンがあって」
Iさんがオススメするのは、第1回山田風太郎賞受賞など反響を呼んだ原作を、人気俳優・伊藤英明と鬼才・三池監督がタッグを組んで映画化した「悪の教典」。ショッキングなテーマが話題を呼びました。
「原作の小説を先に読んだんですよ。それが面白かった。映画化されるって聞いて、どんな風になるのか気になって……。映画館まで観に行ったんですよね」
作品のあらすじ: 生徒や同僚、PTAから信頼が篤い高校教師“ハスミン”こと蓮実聖司。だがその正体は、自分にとって邪魔な者を平気で殺すことができ、それを実行してきたサイコパスだった……
Iさん「心の内に秘めた怒りとか憎悪とかあります?」 Hさん「無償に職場でハスミンみたいにぶっ放したくなることあるよね……仕事で疲れてくるとね……」 | (C) 2012「悪の教典」製作委員会 |
「監督が三池崇史だから、血が出るシーンだとか、バイオレンスな場面には気合入ってるんだろうなーと思っていたら、やっぱりそうでしたね(笑)はー嫌だ嫌だと思いながら……こんなこと実際起きたら嫌だけど、つい見ちゃう。 伊藤英明が本当、怖かったですね。爽やかなイメージのある人じゃないですか。そんな人が、生徒を延々と殺し続けるんですから。怖いですよ……。 そういえば、彼が裸になるシーンがあるんですよ。足を高い所にひっかけて、腹筋運動しているんですが、いいカラダしてましてねー。肉体はCGじゃなくて本物だと思うんですけど。あれも見所の一つだと思いますね」
ホビット 思いがけない冒険「面白くて、視聴後ロード・オブ・ザ・リング3部作もすぐに観ました」
Hさんがオススメする「ホビット 思いがけない冒険」は、J・R・R・トールキンの「指輪物語」を映画化して大ヒットした「ロード・オブ・ザ・リング」3部作と同じスタッフ・キャストで再びトールキン原作の映画化に挑んだ、「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚にあたる作品です。
「シンガポールで取材があって、その帰りの飛行機の中で観たんです。面白くて、帰国後ロード・オブ・ザ・リング3部作もすぐにレンタルして観ました。『先にロード・オブ・ザ・リングを観ておけば、さらに楽しめたのにな……』って後で後悔ですよ」
作品のあらすじ: ホビット族のビルボは、その才能を買われ、邪竜スマウグに奪われた王国を取り戻すための旅の仲間に加わる。しかし、一行を待っていたのは道中の様々な困難だった……
Hさん「レンタルで借りたロード・オブ・ザ・リング3部作は、返却し忘れて延滞金めちゃめちゃ取られました」 | (C) 2012 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. |
「魅力としては、ロード・オブ・ザ・リングを観た方ならわかると思いますが、徹底的に作りこまれた世界観。 子供の頃ファミコンで遊んだゲームでよく見た、馴染みのある種族がたくさん出てくるんですよね。ホビットとか、ドワーフとか、エルフ、ゴブリン、トロル……。妖精、小人にも色々種類がいるわけですが、『あ、この種族知ってる』って感じで、そういうところも世界観に入り込みやすい要素のひとつだと思います。ハラハラワクワクな冒険ものが好きな人にはオススメだと思いますね」