「現代用語の基礎知識 選 2013ユーキャン新語・流行語大賞」で「お・も・て・な・し」が年間大賞を受賞したことを受け、フリーアナウンサーの滝川クリステルが2日、オフィシャルブログを更新し、あらためて「お・も・て・な・し」に込めた思いをつづった。

「お・も・て・な・し」が流行語大賞の年間大賞に選ばれたことを報告した滝川クリステル

滝川は、表彰式出席後にブログを更新し、受賞の報告に加えて、「ありがとうございました!」と感謝。「ただ、この賞は私だけのものではなく、オリンピック・パラリンピック招致で一緒に頑張ったプレゼンターの皆さん、招致に関わっていた皆さんのものだと思っています」と説明し、「招致メンバーとして声を掛けていただけたこと、そして、この言葉を世界の舞台で発することができたこと、まさに奇跡だったような気がします」と振り返った。

また、「日本人が元々持っている、大事な大事な心の機微がなしえる『おもてなし』を改めて再認識し、自信を持てたことが何よりもうれしいことです」と心境を伝え、「決して一過性の言葉として忘れてしまうのではなく、7年後には、大輪の花を咲かせ、その後もこの『おもてなし』という文化がずっと続いていくことを願っています」と期待を寄せた。

今年の新語・流行語大賞は「お・も・て・な・し」のほか、「今でしょ!」「じぇじぇじぇ」「倍返し」が年間大賞を受賞。滝川は今年9月、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた2020年夏季五輪開催地を決定するIOC総会でプレゼンテーションを行い、「お・も・て・な・し」のスピーチと振り付けが話題になった。