大掃除は臨時収入のチャンス!? "宅配買取サービス"、買取最高額は53万円

本、DVD・CD・ゲームソフトの買取、および販売をおこなう「ネットオフ」を運営するネットオフは25日、「家の中の所有物に関する意識・実態調査」の結果を発表した。それによると、2012年の大掃除の際に「ネットオフ 宅配買取サービス」を利用した人の買取最高額は53万円となった。

同調査は、2013年11月1日～8日の期間にインターネット上で行われ、18～78歳の男女995人から有効回答を得た。

2012年の大掃除の際に「ネットオフ 宅配買取サービス」を利用した人に対して、実際に「使っていないもの」を買取に出した結果を尋ねたところ、「本&DVD買取コース」を利用した人の買取点数は平均117点、買取額は平均3,500円。また、「ブランド＆総合買取コース」を利用した人の買取点数は平均8点、買取額は平均3万,739円だった。

買取最高額は、「本&DVD買取コース」では19万5,773円、「ブランド&総合買取コース」では53万円となった。

これらの臨時収入の使い道としては、「売却した資金で新規に書籍、ブルーレイディスクを購入した」(46歳・男性)、「書籍などを売って得たお金は、毎回次の本を買う資金になっている」(34歳・男性)といった内容が多く、次回の購入資金にしている人が多いことがうかがえる。

また、家の中にあるものについてそれぞれの数を尋ねたところ、「書籍」は平均356冊、「コミック」は同298冊、「DVD・ブルーレイディスク」は同85本、「ゲームソフト」は同23本などとなった。

これらのもののうち、読んでいない・観ていないなど、今「使っていないもの」はあるかと聞くと、「書籍」については80%が「ある」と回答。次いで、「コミック」については59%、「DVD・ブルーレイディスク」については56%が「ある」と答えた。

次に、「使っていないもの」についての具体的な数を質問すると、「書籍」は平均131冊、「コミック」は同102冊、「DVD・ブルーレイディスク」は同40本、「ゲームソフト」は同11本が使われていないことが判明。「書籍」と「コミック」については約3冊に1冊、「DVD・ブルーレイディスク」については約2本に1本が、読んでいない・観ていない状態にあることがわかった。

現在「使っていないもの」であるにもかかわらず、これらを家に置いたままにしている理由としては、「いつか使うかもしれないと思うから」が最も多く38%。以下、「捨てるのが面倒だから」が11%、「売るのはもったいないから」が7%、「いつかプレミアがつくかもしれないから」が5%と続いた。また、「売るのが面倒だから」の3%や、「捨てるのはもったいないから」の2%といった意見もあった。