野村アセットマネジメントは14日、少額投資非課税制度(「NISA」)開始に向けて、野村のインデックスファンド「Funds-i(ファンズアイ)」と、低リスクのアロケーション型ファンド「ネクストコア」に関する新たなインターネットサービスを開始した。

同社が実施した「NISAに関する意識調査」によると、NISAについては、これまで投資経験のなかった層にも認知や利用意向が広がっており、低コストのインデックスファンドや低リスクファンドへの関心が高まっているという。こうした調査結果などを踏まえ、同サービスは、投資経験のある顧客層に加え、NISAをきっかけに投資を検討し始めた投資経験のない層も対象としている。

同社が企画した「つみたて&分散シミュレーション(愛称:投信アシスト)」は、「Funds-i」専用サイトから利用でき、投資スタイル診断、ポートフォリオ分析、金融電卓、将来シミュレーション、実績データの5つの機能が付加されているという。これらのツールの開発にあたっては、本格的統計手法を用いる一方で、画面はインフォグラフィックスを活用してバナーの配置や色使いなど視覚的なわかりやすさも追求し、つみたてや分散をしながらファンドを通じて投資家の未来をアシストすることを目指しているという。

また、同日新たに開設した「ネクストコア」専用サイトでは、ファンドに関する情報をイラストも用いてわかりやすく提供するほか、ファンドとNISAに関する説明動画も掲載し、投資経験のない層にも理解しやすい構成・内容になっているという。

同社は今後も、NISAをきっかけとした投信市場の裾野拡大に向けて、戦略的パートナーである販売会社および投資家に対するサービスや情報提供を拡充させていくとしている。