クリスマスは、みんなが笑顔としあわせにつつまれ、いつもより素直になれる季節。30周年を迎えた東京ディズニーリゾートでは、"ココロの距離が近くなる"をテーマにしたクリスマスの新CMを11月7日よりオンエア開始した。

本CMはYouTubeでも公開されているほか、「Disney Christmas」スペシャルサイトでは、11月22日より「フルストーリー」が公開予定となっているので、こちらも注目しておきたい。

パークでの時間を通し、すっかりあの頃に戻った木村と八木

テレビCMの概要

新CMに出演しているのは、ドラマや映画を中心に活躍する若手の実力派女優・木村文乃。木村がクリスマスのパークを舞台に、「クリスマスに会いたい大事な人」と2年ぶりに再会する瞬間を収めた、完全ドキュメンタリーの作品となっている。

CM内で木村は、「忙しくなったことを機に疎遠になってしまった」という親友で女優の八木のぞみと2年ぶりの再会を果たす。再会の場所は、二人でよく通った東京ディズニーランド。初めは緊張気味だった2人が、アトラクションに乗ったり、パーク内のワゴンでポップコーンを買ったりするうちに、自然とココロの距離を近づけていく様子をスタッフが手持ちカメラにて撮影している。

ディズニーの仲間と触れ合ってはしゃいだり、アトラクションに乗ってドキドキしたり……。「自分の心に素直になれる東京ディズニーリゾートで、皆さまも、この冬、会いたい人と特別な時間を過ごしてほしい」。そんな想いがこのCMには込められているという。

■CMのストーリー (30秒バージョン)
「二人でよく来た場所だから、待ち合わせはディズニーランド」という木村文乃のナレーションでCMは始まる。映し出されるのは、クリスマス仕様になった東京ディズニーランド。待ち合わせ場所に先についた木村は緊張の面持ちだが、ワールドバザール内で八木を見つけた瞬間に笑顔が溢れ出す。その後、「キャッスルカルーセル」に乗ったり、ワゴンで買ったポップコーンやドリンクを片手にはしゃぎながら園内を歩き回ったり。パーク内で一緒の時間を過ごすうちに、あっという間に二人の距離感は縮まっていく。

CMの途中に出てくる木村の携帯電話内の写真は、2年前に2人が実際にパーク内で撮影したもの。その写真を見ながら、「若いね、二人とも!」「あれから2年ですよ」「大人になりましたね」と月日の流れを実感する。

「それぞれ変わって、変わらないとこもあって。また、会えたね」という木村のナレーションとともに、親友にだからこそ見せられる心からの笑顔と、相手を愛おしく思う表情が映し出される。最後は、ワールドバザール内に設置されたクリスマスツリーの前で記念撮影。ひとつのマフラーを二人で巻きながら、あの頃のようにはしゃぐ様子でCMは締めくくられる。

ストーリーに込められた想い

クリスマスはみんなが笑顔としあわせにつつまれる季節だから、いつもより素直になれる。東京ディズニーリゾートは、子供ゴコロに帰ることができる場所だから、ひさしぶりに会った人とも昔のように話せる……東京ディズニーリゾートのクリスマスは、ココロの距離が最も近くなる場所、そんなコンセプトから生まれている。

「ココロの距離が近くなる」というコンセプトを、最初は少しぎこちない2人が、共にパーク内で過ごすことで、一緒に笑ったりはしゃいだり、子供ゴコロに帰っていく様子を、演技ではなく、リアルな表情やことばを通すことで伝えたい。そんな思いから、完全ドキュメンタリーにこだわり、パーク内でのやりとりは全て木村・八木に任せての撮影。また、2人ができるだけ自由に動けるように、スタッフは少人数体勢で臨んだという。

ちなみに、CMの最後に2人が一緒に巻いている赤いロングマフラーは、「Disney Christmas」スペシャルサイトのモチーフにもなっているもので、「二人のココロの距離を表す象徴」としての意味が込められている。最初はロングマフラーのように少し距離のある2人だが、パークで一緒に遊んだり、話したりするうちに、徐々にココロの距離が近づいて、最後はひとつのマフラーを一緒に巻くまで距離が近づく。

「このCMを通し、東京ディズニーリゾートのクリスマスが皆さまの大切な人と、ココロの距離を縮めるきっかけになれれば嬉しいです」と担当者は話す。

CM撮影時のエピソード

■木村、八木の出演背景
木村文乃の本CMへの出演が決まった際に、スタッフからの「クリスマスに会いたい人は誰ですか?」という問いに、木村が真っ先に名前を挙げたのが、八木のぞみだったという。2人は同じ事務所ということもあり、一緒にレッスンに通ったり、遊びに行ったり、お互いに女優を目指して切磋琢磨をし合う、よきライバルであり、親友であった。しかし、仕事が多忙になるにつれ、スケジュールが合わなくなるなど、2人が会う時間は減り、気がつけば最後に会ってから、2年が経過。木村は「ずっと連絡をとりたかったけれど、どうしよう……と思っていた」と、もはや連絡のとり方さえわからなくなっていたという。だからこそ、「これを機に2人でよく通った東京ディズニーランドでもう一度会いたい」とスタッフへ、その想いを語っていた。

■再会前後の2人
久しぶりの再会を前に、木村は「緊張気味」、八木は「不安気味」な様子だったそう。先に待ち合わせ場所についた木村は最初は少し硬い表情だったが、八木を発見した瞬間、満面の笑みに変わった。2年ぶりに再会した瞬間を振り返り、「のん(八木)が"久しぶり~"って両手を握ってきた瞬間に、『あぁ、大丈夫だ。また昔のように話せる』と、確信しました」(木村)。

■パーク内での2人
緊張がほぐれたとはいえ、約2年間のブランクに初めは何を話せばよいのか迷っている様子の2人。しかし、東京ディズニーランドの楽しい雰囲気に触れていくにつれ、すぐに昔に戻ったようにはしゃぎだす。ちなみに、2人が実際に回った場所は、「キャッスルカルーセル」「アリスのティーパーティー」「ビッグサンダー・マウンテン」「蒸気船マークトウェイン号」など。コースター系アトラクションでは、「あえて真顔で乗り切る」など、2人なりの楽しみ方と思い出があるという。久々の再会を果たした2人は、事務所に入ってすぐのレッスンの話や、お互いの家に泊まりあったことなど、尽きない思い出話で盛り上がる。そして、最後のクリスマスツリー前での記念撮影時に、2人でひとつのマフラーを巻く際には、「勢いよく巻きすぎて、ぶつかってしまう」など、もうすっかり昔の2人に戻ってじゃれあう様子が、とても微笑ましく感じられたとのことだ。

そんな2人の"ココロの距離が近くなる"様子をドキュメンタリータッチで描いた新CMは現在オンエア中。CMを観て、2人の気持ちに共感できたら、今度のクリスマスは東京ディズニーリゾートで、ココロの距離を近づけたい人と一緒に過ごしてみては?

「Disney Christmas」スペシャルサイトでは11/22より「フルストーリー」を公開予定

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