住信SBIネット銀行はこのたび、10月26日に預金総残高(円普通預金、SBIハイブリッド預金、円定期預金、円仕組預金、外貨普通預金、外貨定期預金、外貨仕組預金の合計。外貨預金については住信SBIネット銀行所定レートによる円換算後)が3兆1000億円を突破したと発表した。

このたびの残高増加の主な要因は、SBI証券での取引に利用可能なSBIハイブリッド預金残高の増加だという。SBIハイブリッド預金は、昨年末から住信SBIネット銀行・SBI証券両社の口座開設数の伸びとともに利用者が増えていて、また、株式市況の回復を背景に1口座あたりの預金残高も増加しているとしている。

また、振込手数料・ATM利用手数料や各種預金金利の優位性、口座振替など各種決済サービス、目的ローンなどの各種ローン商品の拡充により、同社を生活口座として利用する顧客が増えてきていることも預金残高の増加を後押ししたという。

他行宛振込手数料は個人の顧客のみ月3回まで無料。月4回目からは1回150円(税込)。楽天銀行への振込は無料対象外。ATM利用手数料は、個人の顧客のみ、セブン銀行・ビューアルッテのATM利用手数料は何度でも無料、ゆうちょ銀行・イーネット・ローソンATMのATM利用手数料は合計月5回まで無料。月6回目からは1回105円(税込)。また、ビューアルッテでは預入れの取扱いはない。

なお、顧客の満足度という観点においては、サービス産業生産性協議会が1月11日に発表した「2012年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「銀行業界」において4年連続1位の評価を得たという。

これからも住信SBIネット銀行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。