舞台『Some Girl(s)』の公開リハーサルが25日、東京・新宿区の東京グローブ座で行なわれ、キャストでアイドルグループ・V6の三宅健、女優の宮地真緒、岡田あがさ、村岡希美、村川絵梨が出席した。

左から、村岡希美、宮地真緒、村川絵梨、岡田あがさ

アメリカの脚本家で劇作家であるニール・ラビュート作の同舞台は、ホテルの一室を舞台に、男が元恋人4人と繰り広げる会話劇。作家で講師の男(三宅)は、結婚を前にしてアメリカ各地にいる昔の恋人に会いに行く。高校時代の恋人・サム(宮地)や大学院時代の恋人・タイラー(岡田)、不倫関係にあったリンゼイ(村岡)、特別な存在のボビー(村川)にそれぞれ会っていく男の真の目的は何なのか――というストーリーで、舞台は同劇場で11月10日まで、11月14日からは大阪のシアター・ドラマシティで公演予定。

2年ぶりの舞台となった主演の三宅は、「毎日楽しいです。お客さんに楽しんで頂ければ」とあいさつし、女優陣4人との共演に「一人ひとりと向き合ってやってきました。自分以外は女性なので緊張するし恥ずかしいです。常に気持ちはレディーファーストで」と心境を吐露。劇中では、女優陣との絡みも見どころで、「全力でビンタさせて頂いてます」と宮地が話すと、ベッドでの下着姿を披露する村岡も「三宅さんの胸をガッツリ借りてます。かぶりつきで申し訳無い」と明かし、三宅は「ソフトタッチで胸を撫でられる(笑)。大人の魅力を感じます」と照れ笑いしていた。

また、役どころについて「主人公はプレイボーイでひどいヤツ。でも、人との距離が近そうなところが自分と似てる」と話した三宅は、自身の恋愛遍歴を思い出す?と聞かれ、「そりゃあ、芝居に生かされる事もあるでしょうから」とのらりくらり。続けて、役柄のようにモテる?と問われると「そこそこモテてます!モテてないとアイドルの仕事は成立しないんで。可愛く生まれてきてすみません!」と断言して笑いを誘った。そんな三宅の普段の様子を、岡田は「本当にオシャレ。ジャージを着て来れません」と明かし、村川も「同じ服を見た事がない。いつもファッションチェックをされるから緊張する」と漏らしていた。