ネット上でも「なぜ安いの? 」の声

和光堂の粉ミルク「レーベンスミルク はいはい」。ちなみに和光堂は、日本で最初の育児用ミルク「キノミール」を1917年につくった会社である

すべての栄養をミルクから摂取する授乳期の赤ちゃん。消化器官が未発達な上に、体調や環境によって食欲が減退したり、下痢を起こしたりとデリケートなため、粉ミルク選びはママも慎重になるところ。市場には様々なメーカーの商品が売られているが、成分も微妙に違っていて悩ましい。また、価格に関してもばらつきがある。そんな中でも特に価格の安さで目を引くのが和光堂の「はいはい」だ。実際にスーパーや専門店で見てみると、2,000円前後の商品が並ぶ中、はいはいは1缶1,600円前後(850g)と確かに安い。

インターネット上でも「なぜ『はいはい』だけが安いのか」といった疑問は度々投げかけられており、「安かろう、悪かろうじゃないの? 」や「安すぎてちょっと不安……」といった声もあがっている。選ぶ側としては、安いのはありがたいがやはりその理由が気になる。そこで、安さの理由や商品の特徴などを和光堂広報に聞いてみた。

まず、同社の商品が割安な理由については次のように説明してくれた。「赤ちゃんにとってはお母さんの母乳が最良ですが、何らかの理由により母乳が足りなかったり、あげられない場合もあります。そんなときに母乳の代わりができる唯一の食品が育児用ミルクです。和光堂では、母乳育児を推進するためにも、病院・産院での調乳指導やお土産配布などの宣伝活動、大規模な広告宣伝は行っておりません。広告宣伝活動に掛かる経費を"子育て応援プライス"として製品価格に還元しています」。

はいはいの成分表を見ていると、他社製品には入っていないこともある「ラクトフェリン」が多く含まれている。「ラクトフェリンは母乳に多く含まれ、新生児期に大切な成分です。さらに、たんぱく質を適切な量に調整し、母乳に含まれないβ-ラクトグロブリンを低減、消化吸収性に配慮しています」。

また、母乳に含まれる5種類のヌクレオチドをバランスよく配合したり、炭水化物の成分として乳糖とガラクトオリゴ糖の量を母乳の糖組成を参考にして調整。母乳に近い成分を意識しながら必要な栄養素を適宜補う製品づくりを行っているようだ。

最後に、粉ミルク選びのポイントも教えていただいた。「母乳の代わりとしてお子様がミルクをお飲みになる際に、育児用ミルクは牛乳をベースにしてつくられることから、常にアレルギーに関してはご注意いただくようお願いしています。また、お子様にとっての飲みやすさにも配慮し、まずは小容量タイプの商品やサンプル等を利用して、少ない量からお試しいただくことをお勧めしております」。

赤ちゃんの体質や嗜好も大人と同じように十人十色。一般論や周囲のうわさ話だけに振り回されず、子供一人一人に合わせた商品選びを心掛けたい。

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