お笑いコンビ・麒麟の川島明が23日、オフィシャルブログを更新し、フジテレビ系のバラエティ番組ー『森田一義アワー 笑っていいとも!』(毎週月~金曜)でのタモリの"あだ名"秘話を明かした。
同番組が来年3月で終了することを受け、川島は7年ほど前に出演した当時を「企画コーナーに出演させていただき番組終了後には漫才までやらせてもらいました。子供の頃から『笑っていいともに出てる人間こそ芸能人だ』と思い込むぐらい憧れの番組であったため緊張で本番前にはそれはそれは震えあがりました」と思い返した。
初めて対面したタモリの第一声は、「君、台湾の獅子舞みたいな顔してるね」。これに対して、川島は「一発でグサッと核心をついてきたあだ名にさすがだなと感嘆しました」とコメント。ちなみに、相方・田村裕には「…流木?」、2度目の出演時には「ん~、うんこみたいだね」と変化したのだという。
このことについて川島は、「あれだけ言葉を知っておられるかた」が決めたことと納得。2度目の出演時は、そのあだ名が功を奏し、田村は共演者にいじられスタジオは大盛り上がり。しかし、楽屋で一息ついていた2人には、悪夢が待っていた。
彼らの前に現れたプロデューサーは、「うちはお昼の生放送だよ! わかってんの? うんことかそういうので笑いとるのやめてくれないかな!」と厳しい一言。川島はその時のことを、「自分では何も言わずきれいにメイクまでした顔で生放送に出ただけなのになぜか怒られた田村は室内犬のような目をしていました」と振り返る。
別の日の出演時、川島はタモリがCM中にノートに落書きをしているのを目撃する。そこには顔の輪郭から目と口がはみ出た謎のキャラクターが描かれ、川島の視線に気づいたタモリは「これ、お前の顔」。今でもその絵を額に入れて、大切に飾っているという川島は、この日のブログを「大切な『笑っていいとも!』の思い出です」と結んでいる。