まず、走る前のような形になる

整体師の大山奏です。体幹を鍛える時、大切なのが重心の位置です。体幹は木の根っこのような存在です。しっかりと地に根をはった木のように、がっしりと安定した身体を作りましょう。今回は、腹部の体幹を鍛えるワンレッグスイングを紹介します。

両脚で立ち、腕を身体の横に上げて、走る前のような形になります。そこから膝を交互に持ち上げ、腕も大きく振って歩くような動きをします。

前後に身体が倒れるのはNG

ワンレッグスイングのポイントは、体幹でしっかりと身体を支えながら動かすことです。腹部の体幹を意識して、身体が前に倒れたり後ろに反れたりしないようにしましょう。

足を上げる高さが低いと、効果も下がってしまいます。膝が90度になるまで上げることを心がけてください。

NG例、身体が前後に倒れている

OK例、足を高く上げて腕を振る

大きく身体が振れていればOK

その場で足踏みをしている状態です。呼吸は自然に行いましょう。腕の振りも重要なポイントなので、しっかり大きな動きで脚と腕を動かしてください。身体が左右に揺れていないかチェックするためにも、顔を上げた時にちょうど目の前に来るものを目印として、視線を1点に集中させるとやりやすいです。

左右30回ずつを目安にしてみてください。もし長い時間続けられるようであれば、有酸素運動としての効果も期待できます。このトレーニングでは負荷を強くするのは難しいのですが、もし物足りなさを感じる場合は、脚を上げた状態で目をつぶって姿勢をキープすることにチャレンジしてみてください。意外と難しいですよ。

脚を高く持ち上げるので、かなり太ももの筋肉にも効きます。有酸素運動と体幹トレーニングで2倍うれしい筋トレなので、是非メニューに加えてみてくださいね!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」