10月17日19:00~よりテレビ東京系6局ネットにて放送がスタートするTVアニメ『ポケットモンスター XY』のイベント「歌に! トークに! ポケモンバトル! ポケモンアニメXY第1話超試写会&生LIVE祭り」が13日、東京・六本木のニコファーレで開催された。

前列左から牧口真幸、伊瀬茉莉也、梶裕貴、松本梨香、遊助。後列はJ☆Dee'Zのメンバーとピカチュウ

1997年に始まったTVアニメ『ポケットモンスター』シリーズだが、待望の新シリーズの冒険ではおなじみの主人公・サトシとピカチュウが、10月12日に全世界で発売されたニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスターX・Y』の舞台でもあるカロス地方、ミアレシテイへ。そこには、これまで見たことのない新たなポケモン、新たな仲間たちとの出会いがあり、ポケモンマスターを夢見るサトシ&ピカチュウのカロスリーグ挑戦へ向けた新たな冒険が幕を開ける。

イベント前にはキャストから松本梨香、梶裕貴、伊瀬茉莉也、牧口真幸、主題歌を担当する遊助、J☆Dee'Zが会見に登場。松本は「新しい出会いもあれば、違う道を行く仲間との別れもあるのでいつも複雑です」と感慨深げに語り、「サトシが永遠の10歳で、思い立ったらすぐ行動するところ、仲間思いなところが大好きです」と、10年以上演じ続けてきたサトシに対する思いを語った。

歴史ある『ポケットモンスター』を子供の頃から体感してきたという声優キャスト陣。自らをポケモン世代だと名乗る梶は「ポケモン世代なので、サトシと一緒に冒険ができて感激です。オーディションには本当に気合を入れて臨んだので、決まって感激しました」と、相当な思い入れがある模様。伊勢も初めて自分のおこづかいで買ったCDが、松本が歌う「めざせポケモンマスター」だったことを明かし、ポケモンへの出演は声優において「ひとつの夢」と表現。牧口は憧れのポケモンへの出演、松本らと共演しての生放送出演に、イベントでは言葉に詰まるほど緊張している様子だった。

一方、エンディングテーマを担当するJ☆Dee'Zメンバーが「私たちが生まれる前からあった作品」と話すと、松本はジェネレーションギャップにびっくり。遊助は担当するオープニング主題歌「V(ボルト)」について、「元気の象徴である黄色が大好きで、曲にもよく入れてるんです。演じる役柄でも黄色に縁があるので、またピカチュウで黄色いのが来たなと思いました」と自身のスタイルとリンクする部分があると説明。遊助自身が作詞を担当しており、「黄色い元気なイメージで曲を作りました」という言葉通り、曲の中ではスクリーンに黄色いひまわりが咲き誇るような、遊助らしいイメージも見られた。

会見のラストは松本が「これから始まるアニメ『ポケットモンスター XY』では、新しいポケモンがたくさんでますし、初代のポケモンもちゃんと登場します。この前出たゲームの『ポケットモンスターX・Y』とのリンクもかなりあるので、ぜひゲームと一緒に楽しんでください。あ、サトシの服が変わりました!」と見どころを語って幕となった。

会見後のイベントでは、梶と松本がゲーム『ポケットモンスター X・Y』での対戦に挑戦。梶のポケモンが新作の特徴である「メガシンカ」で強化され松本のピカチュウを倒すと、思わず悲鳴と抗議の声を上げる松本。しかし松本が次に繰り出したポケモンもまた「メガシンカ」して、松本が大逆転勝利する劇的な幕切れを迎えていた。ライブパートでは松本が「OK!」他をメドレーで披露。J☆Dee'Zが元気いっぱいに踊りながら「X海峡Y景色」を披露すれば、最後は遊助がダンスするピカチュウとコラボしての「V(ボルト)」で締め。会場ではアニメの第1話が特別上映されるなどして盛り上がりを見せていた。

サトシ役の松本梨香

オープニングテーマを担当する遊助

ユリーカ役の伊瀬茉莉也

シトロン役梶裕貴

セレナ役の牧口真幸

ピカチュウ