10月12日からスタートするNHKの土曜ドラマ『実験刑事 トトリ2』(全6回 毎週土曜 21:00~21:59)の試写会が10日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の三上博史と高橋光臣、元モーニング娘。の高橋愛が出席した。
日本テレビ系のドラマ『妖怪人間ベム』などを手掛けた西田征史のオリジナル脚本をドラマ化し、昨年同局で放送された『実験刑事 トトリ』の続編となる同ドラマ。大学の研究室から警視庁捜査一課の刑事に転職した主人公の都鳥博士(三上博史)と若手刑事の安永哲平(高橋正臣)の凸凹コンビが難事件に挑むというストーリーで、前シリーズ以上に犯人が手ごわく、毎回手に汗握る戦いが繰り広げられていく。
主演の三上は「これまでは客観的に事件を見ていましたが、今回は主観的で操作をしていくというか、グイグイいく形など色んなアプローチを試しています」と前作とは異なるところを強調しながら、「モチベーションが上がるキャスティングで、メガネ会計ババアが木野(花)さんだったり、2話には萩原聖人さんが出て下さったりと、役者としてヤル気が出てくる対決をさせてもらっています。通好みでもありエンターテイメントでもあり、この作品が皆さんに愛されてくれたらと思います」とアピールした。
川中弥生という捜査一課の婦警として同シリーズから参加した高橋愛は「最初は緊張しましたが、キャストやスタッフの皆さんがいい空気にして下さってすんなり入り込めました」と共演者やスタッフに感謝し、「お団子を食べたり『面倒臭い!』と話すなどあまりいい子じゃない役でしたが、逆に何も考えずにやりました。お団子を食べなければいけなくて、お腹が空いていて良かったんですけど、女優さんって大変だな~と思いましたよ(笑)」と振り返った。
その高橋愛に対し、三上は「川中ちゃんってドSだよね」とキャラクターの説明をしながら「2人で組むと、ドドドドSになるんですよ。安永がドMになり、楽しみながらやらせてもらっています」と安永演じる高橋光臣いじりを楽しんでいる様子。イジられキャラと明かされた高橋光臣は「毎回ゲストの方もSなんですよ…」と漏らすと、監督から「それはキミの問題!」と指摘されるなど、ドMぶりを露わにしていた。