群馬県出身者のホンネとは……

栃木県、茨城県とともに「北関東」と呼ばれる群馬県。毎年夏には気温が高いことで話題となるが、都道府県別の「魅力度ランキング」では下位常連。「暑い」以外のイメージが……という人もいるかもしれない……。今回はそんな群馬県出身のマイナビニュース会員11名に、「群馬県の地元事情」について聞いてみた!

■群馬県の地元自慢!
・「平均的に平和なところ」(27歳女性/その他/その他)
・「山がいっぱいある」(25歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「総理大臣をたくさん出している」(31歳男性/金融・証券/専門職)
・「草津温泉」(26歳男性/商社・卸/営業職)

■群馬県の地元あるある
・「小学校の授業の挨拶が『起立、注目、礼、着席』」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「上毛かるたは県民みんな言える」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)

■相性がいい・親しみを感じる都道府県は?
・「埼玉県、車で10分ぐらいなので買い物とかよく行く」(49歳女性/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「埼玉県、電車で東京都に行く時には必ず通るから」(31歳男性/金融・証券/専門職)
・「栃木県の人とは肩を寄せあっている気がする、両親は栃木県出身」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

■ずばり、ライバル県はどこ?
・「埼玉県、夏の暑さを競っている」(25歳男性/電機/技術職)
・「ださいたま」(25歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「栃木県、お互いに認知度が低いから」(37歳男性/人材派遣・人材紹介/技術職)
・「栃木県、関東の最下位争いのライバル」(49歳女性/電力・ガス・石油/事務系専門職)

■絶対ここは外せないというスポットは?
・「軽井沢と群馬の境」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「高崎の観音様、結構でかいし、見ていて壮大さがある」(31歳男性/金融・証券/専門職)
・「たんばら、ラベンダーが綺麗」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「草津温泉など温泉、いい温泉がいっぱいあってどこへ連れて行くか迷ってしまう」(49歳女性/電力・ガス・石油/事務系専門職)

■テッパン土産といえば?
・「焼きまんじゅう」(25歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「豚、こんにゃく、農産物」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「登利平の鳥めし、味付けがたまらなくおいしい」(31歳男性/金融・証券/専門職)
・「『旅がらす』というお菓子です」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

■総評
群馬県の地元自慢としては、まず「自然が豊か」なことが挙げられた。東洋のナイアガラと称される「吹割(ふきわれ)の滝」や、草津白根山の火口湖「湯釜」、日本三大岩場のひとつ「一の倉沢」などなど……雄大な自然が楽しめる観光スポットが満載だ。他にも、1世帯当たりの自家用車保有台数が全国トップクラスであることや(女性の運転免許取得率も全国1位なんだとか!)、中曽根康弘氏、小渕恵三氏、福田康夫氏など総理大臣を数多く輩出していることも自慢として挙げられていた。

「群馬県あるある」で気になったのは、県民なら誰しもが知っているという「上毛かるた」だ。これは、群馬県の土地や出来事を読んだ郷土かるたで、群馬県の子供たちは詠み札をほぼ暗記しているという。英語版や新「ぐんまカルタ」もあるらしく、群馬県は「カルタにアツイ」ということが分かった。

親しみを感じている県とライバル意識のある県は、どちらも「埼玉県」と「栃木県」だった。とりわけ埼玉県とは、夏の最高気温を巡り競い合っている。ちなみに2013年の夏は、群馬県館林市が40.1度で全国4位、埼玉県鳩山市が39.8度で6位となった。

おすすめのスポットには、草津温泉や四万温泉など温泉を推す声が多かった。「上毛かるた」で紹介されている高崎市の白衣大観音も、群馬県民から「観音様」と呼ばれ親しまれているそうだ。テッパン土産には、蒸したまんじゅうに甘い味噌だれを塗り香ばしく焼いた群馬名物「焼きまんじゅう」や、登利平の鳥めし、ミルククリームを鉱泉せんべいで挟んだお菓子、「旅がらす」などがお勧めとのことだ。

豊かな自然と郷土愛に満ちあふれた群馬県。気温だけじゃない「アツイ」エネルギーを感じたのではないだろうか。

調査時期: 2013年6月24日~2013年7月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 群馬県出身11名
調査方法: インターネットログイン式アンケート