「今年の猛暑により、睡眠への影響(眠れなかった/熟睡できなかった、など)はありましたか?」

P&Gは25日、「現代女性の睡眠に関する意識調査」の結果を公表した。調査は9月6日~9日に20代~30代の女性1,000名(既婚500名、未婚500名)を対象に、インターネットで行われた。

半数の人が猛暑の影響を実感

猛暑による睡眠への影響(眠れなかった/熟睡できなかった)があったかを聞くと、「あった」(ややあった)が一番多く50.2%、「なかった」(ほとんどなかった)が27.6%、「どちらとも言えない」が22.2%という結果になった。

「今年の夏の睡眠は、どのような睡眠でしたか?」と尋ねると、45.1%が「眠っても、疲れが取れなかった」と回答した。続いて「何度も夜中に目が覚めた(眠りが浅い)」(42.6%)、「寝つきが悪かった(入眠に時間がかかる)」(29.3%)となっている。

「今年の夏の睡眠は、どのような睡眠でしたか?」

「疲れやすくなった」人が最多

睡眠への影響で「不満に感じたことや困ったこと」は何だったかを聞くと、最も多かったのは「疲れやすくなった」で63.3%だった。後には「だるさ・倦怠感を感じ、やる気がなくなった」(60.2%)、「日中に眠気を感じることが多くなった」(54.6%)と続いている。

続いて、不眠によって「不満に感じたことや困ったこと」がこの先も改善せずに続くと思うかを聞いた。「継続すると思う」(「このまましばらく継続すると思う」と「もう少し継続すると思う」の合計)と答えた人が最も多かったのは、「ホルモンバランスが乱れた」だった。73.8%の人が「継続すると思う」と回答している。続いて「疲れやすくなった」(72.3%)、「イライラしやすくなった」(72.1%)となっている。

「不眠により『不満に感じたことや困ったこと』は、この先もそのまま改善せずに続くと思いますか?」

快眠への対策は「規則的な就寝・起床」

快眠に向けた対策や工夫をしているかを尋ねると、全体の62.2%が何らかの取り組みをしていることが分かった。取り組み内容としては「規則的な就寝・起床」が27.7%と最も多く、次が「適度な運動」(18.7%)、その次が「入浴の時間・方法の工夫」(12.2%)となっている。

「今後何かしら快眠の対策を行ってみたいですか?」と聞くと、80.3%が「行ってみたいと思う(まあ思う、含む)」と回答した。内容を聞くと、最も多かったのは「規則的な就寝、起床時間を心がける」(35.4%)となった。続いて「適度な運動をする」(34.6%)、「アロマやお香など心地よい香りを焚く」(32.5%)という回答が集まっている。

「今後、行いたい快眠の対策・工夫は何ですか?」