「仕事体験ツアー」のプログラムイメージ

東京都は、製造業を営む中小企業と若者との交流プログラム「仕事体験ツアー」を、9月19日から開催する。

東京のものづくりの現場を訪問

同イベントは、東京のものづくりの現場を実体験できる学生向けのツアー。現場訪問することにより、リアルにものづくりの仕事を体感することができる。

ツアーでは、ものづくりの現場体験ができるほか、企業の経営者や先輩役員との交流の場も設ける。グループワークによる振り返りで、自身の仕事観やキャリア形成にどう生かしていくか考えることもできるという(プログラムは訪問する企業ごとに異なる)。

昨年参加した学生からは「中小企業の魅力を肌で感じてワクワクした」「中小企業のイメージが変わった」などの感想も寄せられた。企業からも「自由な雰囲気で意見交換ができてよかった」といった意見が寄せられている。

仕事体験ツアーは、2013年9月から2014年1月にかけて全12回開催。第1・2回は、9月19日に管楽器(サクソフォーン)の製造を行う柳澤管楽器(板橋区)と、小径精密切削工具等の製造を行うサイトウ製作所(板橋区)を訪れる。

第3・4回は、9月20日に金属材料試験片等の製造を行う昭和製作所(大田区)、金属熱処理加工を行う上島熱処理工業所(大田区)を訪問。第5回は消防自動車の設計・製造に携わる日本機械工業(八王子市)を訪ねる。第6回目以降は決定次第、「輝く技術・光る企業」で案内する。

ツアー対象者は、東京都内に在住若しくは在学している10代、20代の高校生、高等専門学校生、専修学校・各種学校生、大学生、大学院生。募集人数は各回10名程度。定員に達した場合は、募集を終了する。申し込みは「輝く技術・光る企業」で受け付ける。