メルセデス・ベンツ日本は、最高級セダン「Sクラス」を8年ぶりにフルモデルチェンジしたのを記念し、特別仕様車「S 550 ロング エディション1」を発売する。専用のフルレザー内装や、バイオリンと同じ表面塗装技術を施したウッドパーツを採用した。

「S 550 ロング エディション 1」

同特別仕様車のベースは、4.7リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載した「S 550 ロング」。追加装備として、最高品質のナッパレザーを用いたシートや、ドアパネルにエレガントなダイヤモンドステッチを施した専用のフルレザー内装を採用している。インテリアトリムとステアリングには、バイオリンと同じ表面塗装技術により、木目の美しさを際立たせた「designo サンバーストブラウンマートルウッド」を採用。クラフトマンシップあふれる最高級の室内空間を実現した。

装備面では、43.5度までリクライニング可能なエグゼクティブシート(助手席側後席)にレッグレストおよびフットレスト、ショーファーポジション機能を組み合わせたショーファーパッケージを装備。リアセーフティパッケージも装備し、前面衝突時に後席左右のシートベルトストラップの幅を約3倍膨張させることで後席乗員の負傷のリスクを低減し、SRSベルトバッグなどの安全技術で後席乗員の安全性を高めている。

エクステリアは、ダイヤモンドホワイトもしくはアンスラサイトブルーのボディカラーに、AMGスポーツパッケージを装備。AMGスタイリングパッケージと19インチアルミホイールの組み合わせにより、精悍なスタイリングとしている。

同特別仕様車の価格は1,750万円で、280台の限定販売となる。10月1日から予約注文の受付を開始し、販売、納車は11月上旬の予定。