熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、１週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
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●「フット後藤が公開プロポーズ。相手は病院の受付嬢」【ミヤネ】
『行列のできる法律相談所』の放送内でプロポーズしたフットボールアワー後藤輝基。相手は九州出身の28歳一般女性で交際2年。モデル風の美女で、都内の病院で受付をしているという。彼女が大阪でアパレル会社に務めていたころに出会い、上京&同棲。お互いに「ペロちゃん」と呼び合うなど、よくネタにしていた女性だ。
プロポーズの言葉は、「東京出てきたやんか。長らく待たせたというか申し訳ないというか、いろいろ考えたけど……結婚しようか」。もちろん彼女はすぐさまOK。ちなみに、相方の岩尾望は、2年半続いた女性カメラマンとの同棲を解消したばかりで、マスコミはこぞって「明暗くっきり」と書いたが、コンビとしてはおいしいコントラストだった。
一方、井上公造は、「ブラマヨの小杉くんと同じパターン」とコメント。関西芸人は一般人との結婚が多いだけに、このパターンは続きそう。
●「高橋愛との熱愛を認めたあべこうじ『愛しています』」【ミヤネ】
昨年6月の熱愛報道から1年あまり、スポーツ紙に「年内結婚報道」が出たが、両事務所とも「具体的な話は聞いていない」とそろって否定。あべはさっそく芸能リポーターからの総攻撃を受けたが、アッサリ話し出した。「なぜアレ（結婚報道）が出たのかビックリしています。両家の親に報告済みってことでもないです」「（結婚の意思は?と聞かれ）一緒に歩んでいけたらいいなと思ってます」「（愛してる?と聞かれ）それはもう愛していますよ」と初めて交際を認めたのだ。
一方の舞台出演中の高橋はノーコメント。男性であり、芸人のあべが報告役を引き受けたということか。来年は夫婦そろってのバラエティ番組出演が増えるかもしれない。元モー娘。の“ミセス枠”争いは激しく、“新妻枠”の保田圭はピンチか?!
●「吉本新喜劇に新伝説。国民的アイドルが電撃加入」【ミヤネ】
AKB48の姉妹グループであるNMB48のメンバーだった福本愛菜が吉本新喜劇に加入した。福本は、昨年の選抜総選挙ではNMBベスト3に入る順位を獲得するなど、主要メンバーだっただけに、業界内では驚きの声も。
当の福本は加入の理由を「小さいころからお笑いが大好きで、現在は女優志望。2つの夢を叶えるのが吉本新喜劇だった」と話すが、座長の小藪千豊は、「まだまだカスやなと思います。キラリと光るところも別になく、ここから泥水をすするような毎日になると思います」と激辛コメント。
今月14日の本番当日、福本はコケるタイミングを練習するなど緊張していたが、無難に出番を終えた。これを見た小藪は、「良くもなく悪くもなく……95点でした」とけっきょく激甘コメントに変更。大所帯のAKBだけに声優や作家など、今後もさまざまな転身が見られそうだ。
●「加護亜依、復帰宣言で名前トラブルが発生。訴訟か?!」【ノンストップ】
復帰報道を受けて、前事務所と現事務所の間で名前トラブルが発生した加護。前事務所は「商標登録を行っているので芸能活動はさせません。即座に訴えます」、現事務所は「本名を名乗ることは問題ない認識。法的に対応します」と真っ向から対立しているという。これを聞いた設楽統は、「本名なのに使っていけないということがありうる?」とビックリ。確かに芸能界では、他のタレントが勝手に自分の名前を使わないように商標登録することはあるが、本名をめぐる争いは珍しい。
復帰に際し、加護は「数年のブランクがあり不安」と語っていたが、思わぬ落とし穴が待っていた。設楽にも「加護ちゃんはもう何やるにもトラブルがつきまとう感じ」とまでボヤかれる始末だが、前事務所によると「商標登録の有効期限はあと6～7年ある」らしい。ただ、そもそも加護亜依の需要はどれだけあるのか。
●「片岡愛之助と熊切あさ美の恋に新展開」【ミヤネ】
冒頭、宮根から「もう大ブレイクですね。オイシイわ」と紹介された愛之助。本業の歌舞伎はもちろん、それ以上に大ヒットドラマ『半沢直樹』でのオネエキャラが大反響を呼んでいるからだ。
ただ、ここにきて愛之助の父・片岡秀太郎が熊切との交際に猛反対しているという報道が流れた。「浮かれて仕事に身が入らないのなら、もう会うのはやめなさい」というコメントもあったが、愛之助は「久しぶりに（父と）会ったら、『僕、反対してないからな』と言われました。こうやって根も葉もないところで話は進んでいくんやなと思った。交際は順調」とあっさり否定。さらに、「結婚したくてもできないかもしれませんし、文字になると難しいので、あえてコメントは控えさせていただきます」と正直な心境を明かした。
熱愛報道から、「幸せですよ。彼女は明るいですね。優しいですね。前向きですし」と大絶賛し続けてきただけに、仕事さえ落ち着けば……ということなのかもしれない。とにかく忙しい愛之助を熊切はどこまで待てるか。
●「仁科克基、多岐川華子との離婚から10カ月で新恋人」【ミヤネ】
松方弘樹と仁科亜季子の長男であり、家族を挙げてのドロ沼離婚騒動で話題を集めた仁科。ことあるごとに多岐川への未練を語っていたが、早くも次の恋愛が発覚した。
相手はグラビアアイドル・女優の矢吹春奈。矢吹と同じ事務所の妹・仁科仁美がキューピッドとなって、2カ月前から交際しているという。両事務所ともに「仲のいい友だちの1人と聞いています」とコメントしたが、まだハッキリと認める時期ではないということか。
かつて「表紙を飾った雑誌は売り切れる」ことから“完売女王”と呼ばれた矢吹。ひさびさに名前を聞いて驚いたファンも多いだろう。
●「こじはるがランジェリー姿で街を歩く」【PON!】
「PEACH JOHN」の新CMに出演し、ランジェリー姿を披露したAKB48の小嶋陽菜。春に放送されたバージョンでは大人っぽい黒のランジェリー姿だったが、今回は清楚な雰囲気のラベンダー色。CGで描かれた街を下着姿で歩くというセクシーな演出で、話題を呼びそうだ。AKBの中でもビューティー担当のこじはる。しゃべらなくていいCMではカッコよく、しゃべらなくてはいけないバラエティ番組ではボケまくるなど、バランスのいいタレントとしてすっかりポジションを確立した。
●「岩城滉一、芸能人初の宇宙旅行へ。その実態は?」【ノンストップ】
日本の芸能人として初めて宇宙旅行に挑戦する62歳の岩城。ただ、その宇宙旅行とは、2人乗りの宇宙船で「高度60キロの宇宙空間に約3～4分間滞在するだけ」というからあまりに短く、それでいて費用は約930万円。また、旅行に先駆けて22日からオランダで約１週間の訓練を受けるという。ちなみにその訓練は、戦闘機で急激な重力を体感するなどで、費用は94万円。さらに、来年1月にもフランスで無重力訓練もあるらしいが、スカイダイビングの技術も高い岩城は自信満々。「訓練しなきゃいけないようなことはたぶん何もない」と言い切った。旅行は来年4月から7月の間だが、何だかフワフワした話だ。
●「藤圭子さんが飛び降り死去。宇多田もショック」【スッキリ】
マンションの13階にある部屋からクーラーボックスを足場にして飛び降り、ベランダと路上に1つずつスリッパが落ちていたという。また、Tシャツにハーフパンツ姿で遺書は見つからず、動機も不明。内縁関係こそないが、30代の知人男性と6年前からそのマンションで同居していたことも明らかになった。
藤さんの人生を振り返ると、前川清との結婚と離婚。引退して渡米。再デビュー。音楽プロデューサーの宇多田照實氏と再婚。そして宇多田ヒカルを出産。さらに宇多田氏と離婚。近年では恩人の葬儀にも顔を見せず、行方不明説も流れていた。愛娘ヒカルの音楽活動休止も藤さんを探すためとも言われている。藤さんはヒカルのことを常々、「あの子は天才。私よりずっとすごい」と言っていただけに、活動再開はあるのか。
今週は元モーニング娘。とAKBグループの話題が多かったが、前者は結婚かトラブル、後者は本業での活躍と、当然だがそのコントラストは明白。……ということは、「10年後のAKBは結婚とトラブルが続出する」のか。しかも、AKBグループはモー娘。の10倍以上メンバーがいるだけに、一年中ワイドショーをにぎわしてくれるかも。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間（同時視聴含む）を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など