フジテレビ系の人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜18:00~18:30)が今秋、5年ぶりに実写化されることが決定し、主人公・まる子を小学3年生の信太真妃(しんた まき)が演じることが19日、明らかになった。

3代目まる子に抜てきされた信太真妃

初代の森迫永依、2代目の伊藤綺夏に続いて3代目のまる子役を務める信太。大役に抜てきされ「毎週見ている大好きな『ちびまる子ちゃん』のまる子役に決まって、とてもうれしいです」と喜び、「皆さんに自分を知ってもらえるので、緊張はしていますが楽しみです」と撮影が待ちきれない様子。「家族やクラスメイトのみんなと仲良くしていきたいなと思っています。家で歌の練習もしています(笑)」と語り、「みんなに面白いと笑ってもらえるようにがんばりますので、見てください!」とアピールしていた。

フジテレビ編成部の髙木明梨須氏は、「来年、原作者のさくらももこ先生がデビュー30周年を迎えられるので、このタイミングでの実写化は本当にうれしいです。今回は、原作の中でもよりすぐりの面白い話とドラマオリジナルのほろっと泣けるストーリーの計4本を放送いたします」と5年ぶり実写化の背景を説明。信太の印象については「とても素直で子供らしい」と伝え、起用の決め手として演技をしていない時の「脱力感」をあげながら、「小憎たらしい(笑)だけどかわいい! そんなまるちゃんを演じてくれると期待しています」と語った。

同シリーズは、これまで2006年4月と10月にスペシャルドラマ、2007年4月から翌年2月にレギュラードラマが放送され話題になった。今秋放送される『スペシャルドラマ ちびまる子ちゃん』では、さくら家の面々を大幅リニューアル。まる子以外のキャストもすでに決定しており、詳細は後日発表される。