熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

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●「サザン復活! 5年ぶりライブでファン熱狂」【ミヤネ】

2008年8月の活動休止宣言から5年。37度の猛暑にも関わらず、ライブ会場の日産スタジアムは超満員で7万人が大熱狂だった。

桑田佳祐は、ライブのオープニングで「恥ずかしながら帰って参りました」と敬礼ポーズをするなど、らしさ全開。しかし、桑田はソロとして活動中にがんを患い、震災を目の当たりにしたことで、「これまでにない濃密な5年間を振り返り、ファンをはじめとした多くの人たちと、楽しめる時に大いに楽しもうじゃないか」と復活を決意したという。やっぱり最近キャラチェンジというか、表情が達観しているような気が。

●「“被告・土屋アンナ”への損害賠償請求額は3026万円!」【ミヤネ】

白髪を黒髪に染めて会見に臨んだ舞台主催者・甲斐智陽氏。土屋アンナ側に突きつけた損害賠償額は3026万円であり、その内訳には会場キャンセル料、出演者・スタッフ費用に加え、甲斐氏の損害515万円も含まれていた。さらにその内訳は、演出料105万円、脚本料105万円、作詞作曲料105万円、慰謝料200万円らしい。つまり、これがリアルなギャラ相場。ちなみに土屋のギャラは210万円。1公演16万円の換算で、業界では「妥当なライン」とのこと。

会見では土屋に対して、「セリフが棒読み。だから(共演者と比べて)自分が一番やれないのは分かっていたと思う。そんなときに原作者から手紙が届いたから『出ない』と言い出した」、原作の濱田氏には、「舞台化はうれしかったはず。原案だろうが原作だろうがどっちでもよかったはず。なぜあとになってひっくり返すのか」と言いたい放題だった。「被告」となった土屋は、どんな対応をするのか。また冨永愛と無人島0円生活をするようだが、裁判よりこっちの方がおもしろそう。

●「爆笑問題がダブル大腸手術へ。田中はもえと順調?!」【ミヤネ】

先月6日に人間ドッグを受けた結果、ともに大腸ポリープが見つかったという。社長の太田光代は、「不思議ですね。あの2人。また2人仲よくって感じですかね。『近いうちに取ってください』と言われていますが、いつ取るかも決めていない」とコメント。良性なだけに明るい表情だった。

ところで、今年1月に熱愛報道があった田中裕二と山口もえのその後はどうなのか。先日、某イベントで山口は、「みんなでご飯を食べたときに、(田中が)いたときもあったかな」「毎日仕事で忙しいみたいです」「(仲よし?やり取りはメール?と聞かれて)メールも仲よしです」。さらに、「田中と山口の子どもが仲よしか?」と聞かれると「それを言うと怒られちゃうんですけど……(子どもは田中を)タナチュウさんって呼んでいます」と笑顔で話した。 これを見た宮根誠司は、「ちょっと前にもえちゃんに会ったんですが、『付き合ってんの?』って聞いたら、『ウフフ』と言ってたので間違いない!」と断言していた。

●「マーくんの偉業を支えた里田まいに絶賛の嵐」【スッキリ】

開幕16連勝の日本記録を作ったプロ野球・楽天の田中将大投手。恩師の香田誉士史氏が「すごく(料理が)おいしいし、いろいろ考えてもらっている。影の立役者であり、MVP」とコメントするなど、里田まいへの評価が高まっている。

ブログを見ると、ヘルシーな和食メニューがズラリ。写真には常に7~8品前後の料理が並んでいる。しかし、「料理をちゃんとするようになったのは25歳過ぎてからじゃないでしょうか。箸の置き方など何もかも知りませんでした。あとは、砂糖と塩を間違えたり、指を切ったり、料理に関するミスと言うミス、全てやったと思います」というから驚いてしまう。昨年2月には、『ジュニア・アスリートフードマイスター』という資格を取得。一番前の席で受講して、熱心にメモを取っていたというエピソードも明かされた。

ちなみに、新記録を作った日の夕食は、チンジャオロース、大根とツナの煮物、鶏ムネ肉と新たまねぎのポン酢あえ、野菜と豆のサラダ、レンコンのきんぴら、梅干し、アサリの味噌汁、玄米と白米のブレンドご飯の8品。

加藤浩次も、「スゴイ。タレント活動しているときはおバカキャラでしたよ。料理もできない感じだったのに」と絶賛していた。芸能活動を控え、仙台に引っ越してサポートに徹し、東京へもほとんど来ないという。AKBやももクロなどアイドル好きで知られる田中投手だが、女性を見る目は確かだったようだ。

●「石橋貴明の娘・穂のかが舞台降板。1週間で代役不在」【ノンストップ】

穂のかが体調不良で降板したが、舞台までわずか1週間であり、代役探しを断念。舞台の中止が正式発表された。

そもそもこの舞台は、桑名正博の息子・美勇士、西岡徳馬の娘・西岡優妃、三浦浩一の息子・三浦孝太、布川敏和の息子・布川隼汰、小堺一機の息子・小堺翔太。さらに、原案者も志茂田景樹の息子・下田大気という二世を集めたもの。代役にも二世を探していたため、決まらなかったようだ。穂のかの事務所は、「代役の候補者や代替案を提案しましたが、公演中止が発表されて申し訳なく思っています」と発表したが、本人のコメントはなし。

美勇士はブログで、「穂のかちゃん、体調不良とはいえ、いまだに謝罪も情報もないので、激おこプンプン丸気分ですが、体調が戻ったらしっかりやるべきことはやって欲しいな。二世はみんながみんなこんなんじゃないから」と怒りをぶつけた。それなら記者は、石橋のコメントを取りに行くべきでは。

●「背筋も凍る芸能事件簿。アンミカ編&船越編」【ミヤネ】

「盆休み納涼企画、背筋も凍る芸能事件簿」というユルいネタ。

1つ目のエピソードは、パリコレモデル・アンミカの「元彼が国際スパイだった」。彼は7カ国語を操る自称・韓国籍の男性で、結婚前提に2年間交際していたが、「家族に会ってみたら全員違うなまりだった」「後ろに立つと怒られる」「絶対に写真を撮らせない」「申込書に記入する名前が毎回違う」「泊まるホテルは非常階段が近い角部屋のみ」など怪しいところだらけ。意を決して「あなたは何者?」と聞いたら、それまでカタコトの日本語だった彼が流ちょうな関西弁で「さっきから聞いてたらガタガタうるさいんじゃボケェ!」とキレられたという。さらに、疑われた彼から旅行に誘われたときアンミカは断ったそうだが、もし行っていたら、事故に見せかけて殺されていた可能性もあったらしい。

次のエピソードは、船越英一郎と松居一代夫妻。元恋人のメールを保存していた船越に腹を立てた松居は、携帯電話を鍋にブッ込み、水から入念に煮込んで壊したという。その他にも1カ月で2台、携帯電話を折られたことがあり、証拠写真も登場。船越が浮気をしたわけでもないのに、この嫉妬ぶりは犯罪に近い。実際、松居は船越が浮気したら、「私は包丁を2本プロデュースしていますから。本当によく切れるんですよ」と宣言。さらに、船越の下着にアイロンをかけるとき、股間の部分を高温でジュッと押しつけながら、「悪い虫がつきませんように」と念じているという。ここまでいくとネタ確定。

●「芸能生活60年、美輪明宏。原爆から女子高生まで」【とくダネ】

朝の番組では極めて珍しい美輪にインタビュー。まず川端康成、三島由紀夫、岡本太郎、寺山修二、長嶋茂雄、北野武ら天才たちの素顔を語り、「私の生き方が一貫して変わらない、言っていることが変わらないから(彼らに慕われる)」と分析する。

続けて、「この話はテレビでしないのだけど」と前置きしながらも、戦争体験を語りはじめた。「私の本籍地は原爆の記念碑があるところの近く。10歳の夏、宿題の絵を描こうとしていて、『こんないい天気に雷?』と思ったら、世界中の音を集めたような音がバッと鳴った。それから一面焼け野原で、どこに何があったのか分からなくなってしまった」「終戦を境に常識を一切信じなくなって、人生の真理を求める旅がはじまった」と神妙に語った。放送日が終戦記念日だったから、意を決して口を開いたのだろう。

しかし、最後ユーモアで終わらせるのが美輪流。「『笑ゥせぇるすまん』みたいな格好で山手線に乗って、人の服や読んでる本から中吊り広告まで全部見ている。ときどき気づかれて女子高生などから声をかけられるから、お茶に誘ってかたっぱしから質問するんですよ」と意外な素顔を明かした。78歳にしてこの振り幅……誰も突っ込めない。

●「大野智の24時間テレビ“チャリTシャツ”が100万枚突破」【PON!】

24日の放送1週間前に、販売100万枚突破。これまでの最高は昨年の76万枚で、大幅に記録を更新した。さらに、デザインを担当した嵐の大野智は、「チャリTシャツを来て本番も」とPR。1枚1500円だが、大野のファンは4色全て買うだろうし、当日のイベント会場でもバカ売れ必至だ。

一方、「チャリティー番組なのに、嵐のギャラは5000万円」という報道に対しては、「今年もボランティアで務めさせていただきます」と完全否定。これはメインパーソナリティーとしての姿勢なのか。それともジャニーズ全体の姿勢なのか。


元モーニング娘。の高橋愛に「年内結婚」報道が出た。相手は昨年6月にドライブ写真を撮られた芸人・あべこうじ。高橋は主演舞台『赤毛のアン』の公演中であり、卒業からわずか2年、26歳での結婚、あべはアラフォー&バツイチだけに、「はやまるな」の声も多い。

一方、加護亜依は新事務所での再スタートを発表した。とは言っても、設立されたばかりの事務所で先行きは厳しいか。未成年喫煙、DV被害、自殺未遂などあらゆるスキャンダルを起こしてきた彼女だけに、普通のママタレントになるとは思えないが……雲隠れ中の矢口真里とミニモニ再結成なんてどうか。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。