本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドはこのほど、9月10日から開催予定のフランクフルトモーターショー(一般公開日 : 9月14日~22日)に出展予定となっている「シビック ツアラー」(Civic Tourer)量産モデルの写真を公開した。

欧州専用に開発された「シビック ツアラー」

欧州専用に開発されたシビック ツアラーは、低くワイドで空力性能に優れた「シビック(5ドア)」のスタイリングを進化させたスポーティーなデザインに加え、荷室はC及びDセグメントでトップクラスという624Lの容量を実現し、広い室内空間を確保している。

アダプティブダンパーシステム切り替え画面

また、路面や走行状況に応じた快適なハンドリングを実現するという新技術「アダプティブダンパーシステム」を採用するなど、実用性と快適な動的性能を兼ね備えた新型ワゴンとのこと。販売開始は2014年初めを予定。

そのほかフランクフルトモーターショーでは、同社の新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」(アース・ドリームス・テクノロジー)の一つであるディーゼルエンジン1.6L i-DTECの搭載などにより好評というシビック(5ドア)のマイナーチェンジモデルを初公開。さらに、「NSXコンセプト」やWTCCのマシンなどのスポーツモデルをはじめ、幅広いカテゴリーの展示を予定している。

「シビック ツアラー」