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英キャサリン妃とウィリアム王子が23日、生まれたばかりのロイヤルベビーを初披露した。

キャサリン妃は、23日にロンドン・パディントン地区のセント・メアリー病院を退院。その直前、現地時間で午後7時すぎに病院の特別病棟リンド・ウィングの入り口前で、将来の英国王となる男の子を抱え、ウィリアム王子と共に出産後初の姿を報道陣に見せている。

父親になった感想を聞かれたウィリアム王子は、男の子を抱えながら記者団に「この子は丈夫な肺を持っているみたいです。大きな男の子だからかなり重い。彼にちゃんと対面したのが初めてですから、まずはしっかり対話の機会を持ちたいですね」と喜びを口にした。

さらに今の気持ちを聞かれたキャサリン妃も「とても感動的で、特別な時間。世の中の親御さんなら、どなたでも初めて子供を目にした時の気持ちが分かるのではないでしょうか」と答え、ウィリアム王子が「とっても特別な気分ですよ」と続けた。

さらにロイヤルベビーの出産を待ちわびて、数週間以上、病院前に張り付いた報道陣を前にウィリアム王子は「この子が大きくなったら、生まれてくるのが遅かったとちゃんと教えるつもりです。ここにいる皆さんがどれだけ長い間ここで待っていたかを知っています。病院の関係者や皆さんもこれから普通の生活に戻り、僕らも帰って子育てを始めたいと思います」と語り、冗談交じりに報道陣をいたわった。

また、ウィリアム王子は生まれたばかりの赤ちゃんの"唇"は母親のキャサリン妃似で、すでに産毛が生えている子供と自分の薄毛を比較して「良かったです。この子は僕より髪がフサフサですよ」と冗談めかして語り、さわやかな笑いを誘っていた。

23日の午後には、キャサリン妃の母キャロルさんと父マイケルさんに続き、ウィリアム王子の父親であるチャールズ皇太子と義理の母親にあたるカミラ夫人らが相次いで病院を訪れていた。

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