タレントで歌手の中川翔子が21日、東京・新宿髙島屋で行なわれた、「ミュージックジャケットギャラリー2013」のトークイベントに出席した。

「ミュージックジャケットギャラリー2013」のトークイベントに出席した中川翔子

今年で7回目を迎える音楽パッケージの展覧会「ミュージックジャケットギャラリー2013」は、同所(23日まで)と東京・タワーレコード渋谷店(25日~28日)で開催。1970年代から現在まで約40年間の"日本の女性アイドル"のシングル盤ジャケットを500枚以上展示するほか、アイドルグループ・℃-uteの衣装展示、最終日の28日にはおニャン子クラブの派生ユニット・ニャンギラスのメンバーがトークイベントを行う予定。

自身の最新シングル「続 混沌」の等身大ジャケットパネルに「恥ずかしいな~」と照れながらサインをした中川は、デビューシングルの「Brilliant Dream」を含む7作品のジャケットが展示されていることを受け、「神秘のベールに包まれてるのがアイドル。私は全部出しちゃってるけど、アイドルへの願望と憧れだけでここまで走ってきたので、入れてくれてうれしいです!」とアイドルの仲間入りに大感激。アイドルに精通する中川は、「ズラリと並んだアイドルたちのジャケットに囲まれて、時を超えた旅が出来る夢のような空間ですね」と目を輝かせ、「アイドル文化はゲームやアニメと共に日本の宝。人を笑顔に元気にするために、アイドルは無くてはならない存在」と熱弁した。

「私にとってのアイドルは松田聖子さん。このジャケットの前に立つだけでどんぶり飯を何杯でも食べられる」と笑顔で語った中川は、会場のジャケットを眺めつつ「アイドルとともに自分の人生があったんだなぁと。鈴木亜美さんの『BE TOGETHER』で髪をバッサリ切って失敗したり、松浦亜弥さんの『桃色片想い』で髪を耳にかけたり。女の子はアイドルのメイクや髪形を真似しちゃう」とアイドルに影響を受けたエピソードを思い出してしみじみ。「ジャケットって永遠に残るその人の生きた証ですね。当時の感覚や年齢が全部閉じ込められてる」と感慨深げに語り、「今までは短足がコンプレックスで恥ずかしいなと思ってたけど、これからはその時の自分の面白いカタチを残したいと思う」と心境の変化を明かしていた。