インターネット上での食品購入経験者は約3分の1

ニッセンは16日、「食材宅配サービスに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、同社が運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」にて6月19日~26日に実施。30代・40代の女性約1,400名から回答を得た。

利用した人の約6割が継続して食材宅配サービスを利用

「インターネットで野菜や肉、魚などの食品を購入したことがあるか」を聞いたところ、食材宅配サービスを利用したことのある人は33.1%だった。

利用頻度を見ると、「毎週購入している(週に1回以上)」が6.1%、「定期的に購入している(月に1回以上)」が3.0%、「時々購入している(半年に1回以上)」が10.2%となり、食材宅配サービスを利用したことのある人のうち約6割がそのまま継続して利用していることがわかった。なかでも、既婚で子どものいる人は、未婚で子どものいない人より2倍近くも継続的に利用していた。

食材宅配サービス利用の理由「便利」「価格が安い」「安全」

「重くてかさばるものを宅配してくれる」が1位

「食材宅配サービスを利用する理由」を聞いたところ、「重いもの、かさばるものを宅配してくれて便利だから」(29.5%)、「時間を気にせず購入できる」(9.0%)、「スーパーに行く時間がない」(5.7%)、「献立に悩まずにすむ(2.4%)、「近所にスーパーがない」(1.0%)と、全体の47.6%が利便性を理由にしていた。

次いで「価格・送料が安い」と価格を理由にした人が18.1%、「安全な食材を食べたい」(13.6%)、「栄養バランスの摂れたものを食べたい」(2.1%)と、安全・健康を理由にした人が15.7%となった。

利用頻度の多い人ほど予算が高め

利用頻度が高い人は購入金額も大きい傾向

継続的に購入している人を対象に「1回あたりの予算」を聞いたところ、毎週購入している人では「5,001~10,000円」(28.4%)、「10,001~20,000円」(4.9%)、「20,001~50,000円」(1.2%)となり、34.5%の人が1回あたり5,001円以上利用していた。一方、半年に1回以上購入している人の場合は、1回あたり5,001円以上の利用は18.3%だった。さらに半年に1回以上購入している人では、1回あたり20,001円以上利用する人がおらず、利用頻度が高い人ほど予算も高い傾向が見られた。

調査の詳細は「nissen もらえるネットのアンケート調査結果」で閲覧できる。