女優の長澤まさみ、俳優の岡田将生が出演する映画『潔く柔く』(10月26日公開)の予告編とポスタービジュアルが28日、公開された。

映画『潔く柔く』
(C)2013「潔く柔く」製作委員会 (C)いくえみ綾/集英社

同作は、漫画家・いくえみ綾の累計270万部突破の同名漫画を原作に、つらい過去を抱えた男女のラブストーリー。主人公・瀬戸カンナを長澤まさみ、もう一人の主人公・赤沢禄を岡田将生が演じた。高校1年の夏、カンナの幼なじみ・ハルタ(高良健吾)は花火大会の夜に交通事故で亡くなってしまう。心に傷を負ったまま成長したカンナは、恋愛ができなくなってしまうが、勤め先の映画宣伝会社で禄に出会う。

今回公開されたポスターでは、2人がキスをする直前の写真と共に、カンナが問いかける「大切な人を失っても、人はまた愛することができるのでしょうか」というコピーが記されている。同時に公開された予告編もポスターと同じカンナの問いかけからはじまる。カンナの高校生当時の楽しい思い出や悲劇を映し出し、現代に移り変わると禄の「俺たち、付き合ってみない?」にカンナが「は?」と戸惑うなど、互いの運命が動き出す瞬間を捉えた。

撮影を終えた長澤は、共演の岡田の印象を「とても愛されキャラで現場のスタッフさんみなさんからかわいがられていて、私も一緒に共演させてもらって『かわいらしい人だな』って思うところがたくさんありました」と振り返り、「自分がやらなくてはならないことに対しての自覚がすごくある方で、とてもたくましい人なんだなぁと思いましたね」と絶賛。15歳を演じることに不安もあったようだが、「自分が出せる15歳を出し尽くしたつもりなので、はい。怖いですけど、楽しみにしています」と仕上がりに期待を寄せていた。

一方の岡田も、長澤を「第一印象…、やはりおキレイだなと思いましたね。昔からずっとテレビで拝見させていただいていたのですが、あまり飾らないし、スタッフさんの名前を全員分覚えているし、すごいなぁって常に感心させられることが多いですね」とたたえ、「緊張するシーンの時でも、和ませてくれたり。お芝居ではどうしても僕が引っ張らなきゃいけないシーンがたくさんあったので、そういうところで話しかけてくれたり、すごく助けられました」と語っていた。