ユニクロ ロッテ ショッピング アベニュー店

ユニクロを展開するファーストリテイリングはインドネシア1号店を、6月22日に首都ジャカルタにオープンしたことを発表した。同店はユニクロの全商品ラインアップがそろう、東南アジア最大級のメガストアとなる。

日本式サービスで商品を提供

同店は、首都ジャカルタの中でもショッピングモールが多く立ち並ぶクニンガン(Kuningan)エリアに新設される、「ロッテ ショッピング アベニュー」内にオープン。ユニクロの東南アジア店舗の中でも最大級となる約810坪の売り場に、メンズ、ウイメンズ、キッズ、ベビーを取りそろえ、上質な日本式サービスで商品を提供する。

ユニクロのインドネシア進出に当たり、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏は、「めざましい経済成長を遂(と)げるインドネシアに、東南アジア最大級となる店舗をオープンし、インドネシアのお客様に商品をお届けできることに、この上ない喜びを感じている」とコメントしている。

また、インドネシア現地法人の事業責任者である林泰寛氏は「今のインドネシアの人々は、伝統的な服装と西洋のファッションをうまく取り入れてファッションを楽しんでおり、ファッション感度も非常に高い。服の完成された部品や個性を表現するスタイルのツールを提供するユニクロとは非常に相性の良い国だと確信した」と語った。

同社は東南アジア市場での基盤を固める上で、世界第4位の人口を有し、堅調な経済成長を続けるインドネシアを重要な市場と考えている。首都ジャカルタに出店することで、東南アジア市場でのさらなる飛躍、拡大を目指していくという。