日本フランチャイズチェーン協会は20日、2013年5月度のJFAコンビニエンスストア統計調査(速報)を発表した。それによると、5月の売上高(既存店ベース)は前年同月比1.2%減の7,131億円となり、12カ月連続で前年を下回った。

来店客数(既存店ベース)は、前年同月比0.8%減の12億1,879万人で同じく12カ月連続のマイナス。平均客単価は同0.4%減の585円で4カ月連続のマイナスとなった。

5月は、全国的に晴れた日が多く、カウンター商材や中食など日配品が好調だったものの、タバコ購入者の減少などが響き、既存店売上高は前年を回復するまでには至らなかったという。

一方、全店ベースについて見ると、売上高は前年同月比4.1%増の7,855億円となり、3カ月連続のプラス。来店客数は同4.6%増の13億2,351億人で、26カ月連続で前年を上回った。商品別売上高は、日配食品が同7.0%増、加工食品が同3.1%増、非食品が同0.5%増、宅配便などのサービスが同16.8%増となった。

2013年5月度 店舗売上高(出典:日本フランチャイズチェーン協会Webサイト)

調査対象は、ココストア、サークルKサンクス、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、 ローソンの10社。