JR東日本盛岡支社は、SLをテーマにしたオリジナルの絵本に使用するストーリーのアイデアを公募する。今冬以降に釜石線で運行する「SL銀河鉄道(仮称)」をPRし、子供たちにも末永く親しんでもらうための取組み「SLえほん制作プロジェクト」の一環。

今回募集するのは、SL(蒸気機関車)を素材とした2~6歳の子供向け絵本のストーリー。作中にSLが登場することが条件で、ファンタジー、実話、おとぎ話、言葉遊びなど形式は問わない。文字数は200~800字。すでに作品化されているものや、コンクールなどに応募したアイデアは不可となる。応募作品の受付はJR東日本企画盛岡支店内の事務局への郵送のみで、募集期間は7月16日(必着)まで。

7月下旬、絵本作家・石井聖岳氏を含む審査員にて入選作品を選出し、8月上旬にはJR東日本盛岡支社サイトにて発表する。大賞作品1点については、絵本制作の原案として採用し、石井聖岳氏が絵本化する。絵本の製作過程で、岩手県内の子供たちを対象にワークショップも行い、絵本に使用するイラストの一部を描いてもらう予定。完成した絵本は、釜石線沿線などの幼稚園や保育園への寄贈を検討しているという。