富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光は、立山トンネル電気バスの運行開始を記念し、アルペンルートを走る乗り物の魅力を体験できるイベント「のりものデイズ」を夏と秋の2期にわたって開催すると発表した。
-
トロリーバスと電気バスを並べて展示する(イメージ)
「のりものデイズ」の「夏篇」は6月27日から7月1日まで、室堂ターミナル駐車場で開催。2024年に運行終了したトロリーバスと、今年導入された電気バスを並べて展示し、昨年配布していた「トロリーバスラストランカード」を来場者に進呈する。期間中は毎日1回、日々の業務や乗り物の魅力について運転手が解説を行う。
「秋篇」は「バスの日」の9月20日から「鉄道の日」の10月14日まで開催。立山トンネル電気バスだけでなく、立山高原バスや立山ロープウェイなど、アルペンルートの多彩な乗り物をテーマとしたイベントやキャンペーンを実施する予定で、詳細は7月上旬に発表される。
-
トロリーバスラストランカードと電気バス記念カード
-
立山トンネルトロリーバス
-
鉄道博物館での記念展示イメージ
これらのイベントに先立ち、6月11日から7月7日まで、埼玉県さいたま市の鉄道博物館でトロリーバスの部品展示や、立山トンネルを走行していた乗り物の歴史を紹介する「立山トンネル電気バス運行開始記念展示」が行われる。7月5日・6日には、同じく鉄道博物館で「もっと知ってほしい! アルペンルートの乗り物の魅力体感イベント」も開催。乗り物のぬり絵や制服での記念撮影、クイズ大会などの催しが予定されている。