AKB48の総合プロデューサー・秋元康が、16日に放送されるTOKYO FMのラジオ番組『ジャパモン』(毎週日曜13:00~13:55・FM群馬を除くTOYKO FM系列全国37局ネット)に出演し、第5回AKB48選抜総選挙を振り返った。

左から小山薫堂、秋元康、柴田玲

同番組は脚本家で放送作家の小山薫堂がパーソナリティを務めるラジオ番組で、16日の回では、放送作家として先輩と後輩でもある2人が、AKB48選抜総選挙の結果やプロデュース、作詞の難しさについて本音で語り合っている。

その総選挙について、小山が「テレビの視聴率も良かったですね!」と話題をふると、秋元は「どうしたもんかと思う。僕たちはテレビ番組を作るときに、企画やキャスティングを必死で考えても視聴率がとれないのに、ファン投票で視聴率がとれちゃうんだから」とコメント。日本中の熱狂ぶりを、「みんな、見たことがないものを見たいんだと思う」と冷静に分析した。

2人はかつて、テレビ番組『最大公約ショー』で、秋元が企画、小山が構成を担当したものの、スタートから1年たたずに終了。そこから話題は「人生の後悔」になり、秋元は「後悔はしないが、小さな反省はいつもしている」と語り、「最新の反省はさしこ(指原莉乃)が1位になったこと。次のシングル、どういう曲を作ればいいのか…」と総選挙1位・指原がセンターを務める最新シングル曲に対して、不安な胸の内を明かした。

AKB48の選抜メンバーを決める「第5回AKB48選抜総選挙」の開票イベントは6月8日、神奈川・日産スタジアムで行われ、15万570票を獲得したHKT48の指原が1位になった。その模様はフジテレビで生中継され、瞬間最高視聴率32.7%、平均視聴率20.3%といずれも昨年を上回る高視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。