JR東日本は13日、3連休の旅行に便利な乗車券タイプのフリーパス「三連休乗車券」を発売する。7月以降の3連休に利用でき、有効期間は3日間。有効期間開始日の1カ月前から前日までの発売となる。

JR江差線木古内~江差間も「三連休乗車券」のフリーエリアに(写真はイメージ)

同乗車券のフリーエリアは、今年初めまで発売されていた「スリーデーパス」とほぼ同じで、JR東日本の全線と、JR北海道の中小国~函館間および木古内~江差間、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、三陸鉄道全線、北越急行線(ほくほく線)、富士急行線、伊豆急行線。快速・普通列車の普通車自由席のほか、BRT(バス高速輸送システム)も乗降り自由となる。

フリーエリア内で新幹線や在来線特急列車を利用する場合、別途特急券などの購入で乗車可能に。快速・普通列車だけで乗り継ぐ旅や、新幹線・在来線特急列車との組合せでフリーエリア内を巡る旅まで、さまざまな用途で使用できる。フリーエリア内のJR江差線木古内~江差間は、来年5月をもって廃止が決まっており、同区間に乗車するための旅行にも便利な乗車券といえそうだ。なお、駅レンタカーを利用する際、Sクラス・Aクラスが特別料金で利用できる特典も付くとのこと。

「三連休乗車券」はJR東日本のおもな駅の指定席券売機・みどりの窓口・びゅうプラザ、またはおもな旅行会社にて、6月13日から来年3月20日まで発売。利用期間は2013年7月13~15日、9月14~16日、9月21~23日、10月12~14日、11月2~4日、12月21~23日、2014年1月11~13日、3月21~23日。価格はおとな1万3,000円、こども4,000円となる。