タレントでモデルの鈴木奈々が5日、都内で行われた「くら寿司×手塚プロダクション コラボレーションプロジェクト」の記者発表会に出席した。

「くら寿司×手塚プロダクション コラボレーションプロジェクト」の記者発表会に出席した鈴木奈々

回転寿司の店舗を全国展開するくらコーポレーションは、"日本の伝統と本物の食を守る"をテーマに、手塚プロダクションと連携したプロジェクトを10日から約1年間実施する。同プロジェクトでは、手塚治虫漫画全集400巻がスマートフォンやタブレットPCなどで無料閲覧出来る無線LANコンテンツ配信サービス「TEZUKA SPOT」を、全国のくら寿司320店舗に設置。また、「TEZUKA SPOT」では『火の鳥』や『ブラック・ジャック』に登場するキャラクター・間久部緑郎(ロック)を主人公に、回転寿司業界を描いたオリジナル漫画『KURA』を、7月12日から全12話で配信する予定。

「ブラック・ジャック」のキャラクター・ピノコに扮して登場した鈴木は、「ピノコに似てるって言われるのですごくうれしい。このリボンがお気に入り」とノリノリで、「ブラック・ジャックに一途なところが、私に似てて共感できる」とにっこり。プロジェクト応援隊長に任命された鈴木は、ブラック・ジャックにタスキを掛けられると「キャー! 格好良い!」と大興奮で抱きつき、「チュー!大好き!」と終始デレデレ。また、「地元のくら寿司に家族や彼氏とめっちゃ行きます。大好きなので、その魅力を伝えたい」とアピールした鈴木は、『TEZUKA SPOT』を体験し、「めっちゃ簡単で私にもできる! くら寿司でしか読めないからレアですね」と感激していた。

また、企業とのコラボレーションで、手塚プロダクションが手塚治虫の漫画キャラクターを使用した作品を制作するのは初の試みで、手塚プロダクションの松谷征孝社長は、オリジナル漫画『KURA』の池原しげと氏による作画について「手塚の漫画そっくりだから、期待してて」と自信を持ってアピールし、「スマートフォンで観るなんてと反対してたけど、これを機に本も手に取って頂ければ。手塚の底流に流れる"地球を大事に"というメッセージに触れて欲しい」とPR。くらコーポレーションの田中邦彦社長も「漫画の神様である手塚治虫さんの作品を読んで、子どもたちに自然への愛や命の大切さを知って欲しい」とあいさつした。