フリーアナウンサーの山岸舞彩が3日、都内にて行われた日経トレンディ『2013年上半期ヒット商品ベスト30』の発表会に出席した。

発表会後の会見で、一連のセクハラ報道を否定した山岸舞彩

"2013年上半期に活躍した人"として、俳優の福士蒼汰と共に出席した山岸。キャスターを務める日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』の男性プロデューサーからセクハラ及びパワハラ被害を受けたと一部で報じられたことについて、発表会後に開いた会見で「私自身がセクハラを受けたという認識はなかったです」と否定した。また、一連の報道を「セクハラという言葉を自分から発したこともなかったので、すごくこういう風にセクハラみたいな言葉だけが一人歩きしている点に関しては、すごく残念」とし、「自分の本意ではやはりないです」と事実と異なることを明らかにした。

そして、「ここでみなさんにそのすべてをお話しできる立場でもないですし、私一人の問題でもないので、すべてをお話しするというわけにはいかないんですけれども」と詳細は伏せながらも、「日本テレビのみなさんだったり、NEWS ZEROの番組のみなさんは、すごく私の話を真摯に聞いてくださいましたし、いろいろと相談にも乗ってくださいまして、その対応もすごく感謝しています」と何らかのトラブルがあったことを伝えた。最後に山岸は、「これからも私はNEWS ZEROのキャスターとして、がんばっていきたいと思っていますし、皆さんにもぜひ応援していただけたらなというふうに思っています。よろしくお願い致します」と頭を下げ、スタッフに促されながら会場を後にした。

騒動後、初の公の場だったことから会場には多数のマスコミが詰めかけた。発表会後に日経トレンディ編集長・渡辺敦美氏、福士蒼汰との囲み取材の時間が設けられ、山岸は「後ほど私一人で受け答えさせていただくので、とりあえずこの件に関する質問のみでお願いします」と話し、その後に単独での会見が行われた。

『上半期ヒット商品ベスト30』は、月刊情報誌『日経トレンディ』(日経BP社)が、ヒットの度合いを評価し、独自にランク付けを行う企画。第1位には「アベノミクス」が、2位には1,300万ダウンロードを達成したゲームアプリ『パズル&ドラゴンズ』が選出された。