就労志向の主婦が自由になれる時間、「22時～深夜0時」最多--家族・仕事優先

ビー・スタイルは31日、就労意向を持つ主婦を中心に実施したアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2012年11月27日～12月19日の期間にインターネット上で行われ、273名(結婚経験有り262名、未婚11名)から有効回答を得た。

まず、1日の中で最も優先している時間は何かと尋ねたところ、「家事時間」が25.3%、「仕事時間」が24.5%、「育児時間」が17.9%、「家族のコミュニケーション時間」が13.6%となり、計81.3%が家族または仕事の時間を最優先していることが判明。一方、「趣味の時間」は3.3%、「美容・健康についやす時間」は0.7%にとどまった。

家族の都合は考えず、個人として本当は優先したい時間は何かと聞くと、最も多かったのは「趣味の時間」で28.2%。以下、「休息・睡眠時間」が18.3%、「仕事時間」が15.4%と続いた。

1位の「趣味の時間」は実際には3.3%しか優先できておらず、理想と現実の間に大きなギャップがあることが明らかになった。また、「家事」や「育児」時間を優先したい人は共に3.3%にとどまったのに対し、「仕事時間」に関しては理想と現実の差が家事や育児より少ないこともわかった。

1日の中で自由になれる時間は、「22時～深夜0時」が42.1%でトップ。次いで、「12時～14時」が24.9%、「10時～12時」が24.5%、「20時～22時」が18.3%、「14時～16時」が17.2%、「自由な時間はなし」が14.3%となった。日中を家庭や仕事の時間に費やしている現状がうかがえる。